美学美術史学科 2025年卒業
※インタビュー内容・情報は取材時のものです
社会に飛び立つ先輩からのメッセージ
社会に出た後役立つと思う考え方やスキルは?
自分の好きなことが明確になり
教養と多角的な視点が身についた
好きな美術について多方面からアプローチできたことは大きな財産です。その結果として、自分の好きなことを明確にし、特技と結びつけて追及できるようになりました。それらを実現できる場所や人、方法などを見つける力も開花したと思います。
現在は幅広い分野の学問から得た知識を活かせる学芸員を目指しています。学ぶ中で感じたことは、一見バラバラに見える学問をつなぐ楽しさと、物事は複雑に絡み合っているということです。物事を多角的に検証し、背景や理由に発想をめぐらせることは、社会に出た後も気配りとして大いに役立つと思います。
実践女子大学を目指す受験生たちへのメッセージ
分野を特定しないことで広がる視野があります!
さまざまな分野に関心がある人に美学美術史学科はおすすめです。実技も履修可能で、希望すれば論文ではなく制作で卒業することもできるので、文学部と芸術大学の融合のような学びも得られます。他学部との交流も多いので、あえて分野を特定せず、多方面からアプローチすることで視野が開けると思います。興味のなかった分野でも、先生に紹介された展覧会で思わぬ出会いをしたこともありました。
じっくりと自分の好きなことを絞っていけるカリキュラムはとても魅力的だと思います。そのチャンスをぜひ活かしてみてください。