美学美術史学科 2023年卒業
好奇心に正直な学生生活で作品を観察する力を養いその魅力を発信したい
社会でこんなワタシになる
好奇心に正直に行動するよう学生生活を送っています。
西洋美術の学びがまだ深まる前の1年次にヨーロッパへの研修旅行に参加したのも、新たな経験に出合えるチャンスを逃したくなかったから。ほかにも複数の外国語を学び、吹奏楽部の活動に力を注ぎ、J-STAFFとしてオープンキャンパスのお手伝いをするなど、学生生活の幅を広げています。
もちろん美学や美術史の学びは年次を追って深みを増し、作品を隅々まで観察する力を養えました。美術史については大学院に進学し、さらに専門性を高めたいと思います。
また将来は、美術を教育普及するエデュケーターを目標の一つとして考えています。
実践実感
西洋美術
学科の教育は、本物を観ることを大切にしています。
西洋美術に関心があった私は、1年次にヨーロッパの美術館と教会を巡る研修に参加。作品が展示される空間を肌で感じながら、満足がいくまで目の前の絵画を観察しました。
その経験から教科書や画集を見た際に、作品が生まれた背景にまで視線が届くようになりました。
パブリック・プログラム研究( 博物館学課程)
渋谷キャンパスの香雪記念資料館が所蔵する作品に親しんでもらうための教材を作成しました。
私が心がけたのは、見逃しがちな細かな表現に目が行き届くような工夫と、鑑賞体験を日常に活かせるようにすること。その経験から美術の教育普及という分野に興味が湧き、エデュケーターという将来像が選択肢に加わりました。
※このページの掲載内容は、2021年取材当時のものです