【健康栄養専攻】スポーツと健康科学a 授業紹介
《食デザイン専攻・健康栄養専攻》2026/07/21 (Tue)
食科学科 助手 S.H
今回は、健康栄養専攻で取得を目指せる資格のひとつ「健康運動実践指導者」の関連科目である『スポーツと健康科学a』の授業を紹介します。
健康運動実践指導者は、介護福祉施設などで健康的な運動の実技指導をする際に活かせる資格です。この授業では、身体の構造や身体組成の測定方法、エネルギー消費量・摂取量の算出方法をはじめ、競技特性の違いによる筋肉の種類の違いなどを幅広く学びます。また、スポーツ現場での実例も豊富に紹介されます。
この回は、外部講師として佐藤愛子先生(東京女子体育大学)をお招きして講義を行いました。佐藤先生は柔道のオリンピック選手として、北京の大会でご活躍された方です。
試合や試合前の減量について、ご自身の経験を率直に語ってくださいました。減量中は好きなものを我慢するだけでなく、絶食に近い状態で身体を極限まで追い込んだ過酷な減量の実体験のエピソードもありました。一方、ご自身の減量時の失敗経験を踏まえて、スポーツ栄養士との関わりを通じて、減量の際にも好きなアイスなどを取り入れながら減量ができること、しかもスタミナを維持しながらの食事管理の大切さを学び、その教訓を今でも生かしているお話もいただきました。
さらに、ドーピング検査については、方法を含めたリアルな競技生活の厳しさを教えていただくなど、学生たちは興味津々で聞き入っていました。授業終盤では、柔道の投げ技体験や、持参してくださった世界選手権大会で獲得した金メダルを実際に学生たちが手に取り、その重みを実感する場面もありました。
佐藤先生から将来の栄養士を目指す学生へのメッセージとして、特に印象的だったのが次の言葉です。「私がそうであったように、専門家からみたら推奨できない減量方法かもしれない。でも、選手が頼りたい、この人になら相談できると思えるような、選手に寄り添った食事アドバイスができる栄養士になってほしいです」——この言葉は、学生たちの心に深く響きました。
➀柔道の投技を体験中。ドキドキしながらも楽しそう。
②教室での講義風景。
③世界選手権大会などのメダルなど







