9/20 オープンキャンパス:三石先生の体験授業をご紹介!
《食デザイン専攻・健康栄養専攻》2026/09/29 (Tue)
食科学科 助手 S.T
今回は、9月20日(日)に実施されたオープンキャンパスの様子をお届けします。 台風が接近する中、足元の悪い状況にもかかわらずご参加いただき、誠にありがとうございました。
全体プログラムでは大学・学部の説明、学生トークライブ、面接対策講座、入試ガイダンスなど受験生に役立つ内容が盛りだくさんでした。
食科学科では、専攻紹介の「学びの紹介」、大学の授業を体験できる「体験授業」、先生との個別相談、学科展示などを実施しました。
今回はその中から、午前中に行われた三石誠司先生による体験授業をご紹介します。
●授業のテーマ:「似て非なる言葉からみる価値の作り方」
授業では、「美味しい」と「売れる」は本当に同じなのか?
という問いをもとに、“食の価値”について考えました。
●「美味しい=売れる」ではない!?
食品の商品開発と聞くと、「美味しいものを作れば売れる」と思う方が多いかもしれません。
しかし授業の冒頭で、「美味しい=売れるではない」 という紹介があり、参加者の皆さんは驚いた様子でした。
なぜイコール関係にならないのか、まずは「美味しさとは何か」について学びました。
美味しさは、味・食感・見た目のほかに“一緒に食べる人・思い出・おなかのすき具合等の状況”によって感覚が変わります。
さらに、同じものを食べても人によって美味しさの感じ方が異なるのです!
このことは、商品開発をする上で非常に重要なことであり、ビジネスを行う上では、美味しいだけではなく売れなければいけません。売れることを考えると美味しさは個人差が大きいため、お客さんに「これはお金を払う価値があるもの」と認めてもらう必要があります。
●価値があるとは?
価値が決まる方程式は「①商品②誰に対して③どんな場面で」が合わさらなければならないと紹介されました。同じ3000円のクッキーでも、自分へは高いと感じますが、贈り物としては妥当な値段、さらに高級ホテルで売られている場合は安いと感じます。
このように、価値とはものに入っているのではなく、人や状況、環境の中で生まれます。
そのため、商品開発をする際は、“誰に対して、どんな場面で食べてもらうのか”を考え「価値」を作ることが重要です。
●価値はどのように作るのか
授業では、価値を作る際に注目すべきポイントとして 「似ているけど違う言葉」 が紹介されました。
• 有名 と 人気
• 安い と お買い得
• 面白い と 人に広めたくなる
一見似ている言葉でも、意味や背景は異なります。 この違いを意識して見つけることで、 「どうしたら売れるのか=人や社会を理解すること」 につながります。
価値の感じ方は人によって異なります。 例えば図書館を「本がある場所」と捉える人もいれば、 「静かで落ち着ける場所」と感じる人もいます。
三石先生は最後に、今後の大学での学びや日常の中で“ものの見方を広げる力”を育んでいってほしいとお話しされていました。
いかがだったでしょうか。 興味を持ってくださった方は、ぜひ実践女子大学へお越しください。皆さまにお会いできることを楽しみにしております。







