基礎調理2
基礎調理2
食生活科学科助手K.K
今回は食物科学専攻の必修科目である「基礎調理2」の授業をご紹介します。
基礎調理2は、基礎調理1の実習で学んだ基本的な知識および技術をさらに定着させ、
食材の美味しさを追求した調理の実践力を養うことを目標としています。
そこで基礎調理2では包丁技術の向上を目指すため、実習前に調理技術検定を行っています。
胡瓜の小口切り(1枚の厚さは2mm以内、1枚が3/4以上の円形であること)を15秒間に30枚以上切ることを目標として取り組んでいます。
さて、調理実習の内容については実習回ごとに西洋料理・中国料理・日本料理と学んでいきます。
調理実習はAクラス・Bクラスに分かれて隔週ごとに行います。
第2回目は西洋料理の実習を行いました。
・Comsome a la Brunoises(コンソメスープ)
・Escalope de porc cordon blue(豚肉のソテー・コルドンブルー仕立て)
・Ceasar salad(シーザーサラダ)
・Chiffon Cake(シフォンケーキ)
特にコンソメスープは、牛すね肉と香味野菜を1時間じっくりと時間をかけて煮出してブイヨンからとります。
実際にコンソメスープを試食した学生さんは「野菜の甘さが感じられ、おいしい!」「牛すね肉の旨みがしっかりと感じられる」とコメントしていました。
調理後、試食をする際は新型コロナウイルス感染予防対策のため、間隔を空けて全員が前方を向きながら行っています。
今回の実習も怪我なく終えることができました。
今後の実習では、季節に合わせたおもてなし料理(クリスマス料理)やお正月料理も行います。
実習が進むにつれて調理工程も増えていきますが、今まで学んできた知識や技術を活かしながら、実習班内でチームワークよく進めていってほしいと思います。