2025年度 避難訓練
食生活科学科助手H.S
2025年11月17日、本学では日野・渋谷の両キャンパスにて、授業中の発災を想定した避難訓練が行われました。
写真は、訓練地震発生後に本学のマニュアルに沿って避難経路の安全を教職員が確認したのちに、授業に出席していた学生全員がグラウンドに避難した場面です。
訓練当日は非常に天候が良く、ぽかぽかとした昼間の時間帯でしたが、実際の災害は早朝・深夜、冷たい雨が降る日や真夏の猛暑日といった悪条件の中でも発生し、その中で避難しなければなりません。今回の訓練によって、あらゆる状況下での確実な対応を再確認する機会が得られました。
災害の状況が把握しきれない中での不安、家族や友人の心配などがある中で「落ち着いて行動をする」というのは非常に難しいことだと思います。だからこそ、普段通りの環境での訓練を経験しておくことが重要であると改めて感じました。
助手は教職員の一人として、学生全員を安全にかつ確実に避難させる立場であり、万が一のことを想像してみると、非常に考えさせられる時間でした。
避難訓練時には、普段は通らないルートから避難したので、写真のような誘導の看板があることを初めて知りました。実践女子大学に10年近くいる私でも、「ここから外に出られたんだ!」と初めて知るようなこともありました。
実際には今回の訓練通りの避難方法を取るとは限りませんが、少なくとも、改めて日頃の備えを見直す機会になったと思います。
このブログを読んでくださっている方にとっても改めて、「避難場所への経路は?」、「避難グッズは揃っているかな?」、「備蓄水や非常食は十分かな?」と考え直す機会になれば幸いです。







