食物科学専攻4年
食生活科学科 食物科学専攻 4年
※インタビュー内容・情報は取材時のものです
Q1:この学科で学ぼうと思ったきっかけはなんですか?

フードスペシャリスト志望には
最善の環境
大学では自分が最も好きな「食」について学びたいと考え、食の楽しさやおもてなしなどをトータルに勉強し、フードスペシャリストを目指したいと思いました。栄養面、衛生面といった食の基本に加え商品開発なども学べることから本学科を志望し、フードスペシャリストの資格認定試験にも合格できました。将来は食品関係の企業に勤めたいと考えています。
Q2:特に印象に残っている授業はなんですか?
興味を確信に変える、
リアルな商品開発体験授業
「マーケティング演習」です。「オンラインサイトで売る、卵を使ったスイーツ」をテーマに班ごとで企画開発を進め、試作まで行い、鶏卵農場の方にプレゼンテーションしました。私達の作品は「こだわり卵の大人のカスタードタルト」のネーミングで、企画段階では市場調査や購買者層の分析、競合商品の試食を行い、パッケージデザインやプロモーション戦略も考えるなど、企業の商品開発をリアルに経験することができました。授業を通じ、改めて将来は商品企画や開発の仕事がしたいと感じた貴重な体験となりました。
Q3:各年次での学びを通じ、どんな感想を持ちましたか?
基礎から実習、応用へ、
ぶれることなく食を学んだ3年間
1年次は食以外にも体育や英語などの必修科目があり、幅広く学びながら大学生活を存分に楽しみました。2年次からは調理実習や実験が増え、難しい面もありましたが食の基礎が身についた一年間だったと感じています。3年次ではマーケティング演習で商品の企画・開発を体験し、自身の将来像が見えました。4年次からはお菓子メーカーを中心に就職活動を行う予定です。
Q4:本学での学びから、将来社会に出た後も役に立つだろうと思う考え方やスキルはありますか?
食は健康の基本、
日常生活にも不可欠な学び
授業では4〜5名のグループワークでプレゼンテーションや発表を行う機会があります。普段はなじみの薄いメンバーをまとめることは難しく、伝わりやすい資料作りや発表時の工夫も大変でしたが、自分の意見を全員にわかりやすく伝えるスキルは社会で必ず役に立つと感じました。また食に関する学びを通じ、自分の健康について考える習慣や、食品の保存法、調理技術など日々の生活に必要なスキルも身についたと思います。
Q5:これから実践女子大学を目指す高校生たちへのメッセージをお願いします。
食への関心を
社会で役立つ力に育てる
実践女子大学では就職活動でも手厚いサポートを受けられます。エントリーシートの添削や面接練習、就職活動に関する悩み相談などキャリアアドバイザーの方が真剣に対応してくださり担任の先生も気軽に相談に乗ってくださいます。また共通教育科目には、志望動機の書き方やビジネスマナーを学べる授業もあります。食べることが好きな人なら、特別な知識がなくても。同じ学科や専攻の友人と切磋琢磨しながら食に関する知識を広く学べるので、身についたものは必ず就職活動にも活きてくると思います。