【幼児保育専攻】前期授業について
幼児保育専攻の前期の授業風景を一部ご紹介したいと思います。
【1年生】
1年生は「保育活動の実際b」の授業風景をご紹介します。
季節の行事に合わせて、こいのぼり(2種類)・フロッタージュ・鳴子カスタネット等、
たくさんの作品を作りました。
今回は、こいのぼり製作についてご紹介します。
紙皿と封筒の2種類を作りました。
年間行事である「こどもの日(こいのぼり)」の由来を学び、
色紙やクレヨン等の教材を用いて好きなように装飾し、
それぞれイメージするこいのぼりを製作しました。
個人製作の後は、共同製作へと発展させ、グループでこいのぼりの壁面製作を行いました。
グループで「ここはこうしよう!」「わたしたちはてんとう虫を作るね!」など
意見を出し合いながら楽しそうに活動していました。
完成した作品は、図工室の壁面装飾としてしばらく飾りました。
青空いっぱいの中で泳ぐこいのぼりたちは、なんだか気持ち良さそうでした☀
【2年生】
2年生は「子どもと表現」の授業風景をご紹介します。
様々な表現授業を行いましたが、中でもジェスチャーゲームは相手の表情や仕草を見て読み解いたり、
逆に相手に伝えるために試行錯誤して分かりやすく表現したりと、
言葉ではなく身体で表現する楽しさや難しさを体験しました。
最初に受け取ったお題と、最後に答えた内容が全く違うものになっていた時には大笑いでしたが、
子どもたちが発する言葉だけでなく、些細な仕草や動きといったサインをキャッチすることは、
保育者として求められる大切な資質・能力だと思います。
この授業での活動を通して、身近な環境とかかわり、表現する楽しさを学べたのではないでしょうか。
ぜひ、これからの実習等に活かしていってほしいと思います!
【3年生】
3年生は「子どもの食と栄養」の授業風景をご紹介します。
今年度も新型コロナウィルス感染症対策を徹底症ながら、調乳実習と離乳食実習を実施しました。
調乳実習では、ミルクの種類、飲ませるタイミングなど、色々なことを勉強しました。
ミルクでも、アレルギー対応のものや紙パックで持ち歩き出来るものなど、
様々な種類があることを学ぶ機会となりました。
実際に学生達自身でミルクを一から計り、温度や溶け具合などを見ながら作りました。
種類によって色や匂いが異なることに気付いたりと、
多くの発見・学びがあったのではないかと思います。
離乳食実習では、乳児期の発達に合わせて全粥や五分粥、ボイルした鮭や野菜をすり潰し出汁を加え、
それを年齢に沿って並べ、固形の形や状態を見て観察を行いました。
赤ちゃんの頃はまだトロトロした状態だったものが徐々に固形状になっていく段階を見て、
学生達は「こんなに野菜の大きさが変わっていくんだね」「とろみも全然違うね~」などと
驚いている様子でした。
実際に自分自身で作ることで、学びも深まったのではないかと思います。
ぜひ、今後の実習や保育現場に活かしていってもらえたら…と思います!
【4年生】
4年生は「赤十字幼児安全法支援員養成講習会」についてご紹介します。
例年、赤十字の指導員の方々にいらしていただき、幼児保育専攻4年生を対象に講習会を開催していただいています。
一昨年と昨年は、新型コロナウィルスの感染拡大の状況を鑑み、開催ができませんでしたが、
今年度は感染対策を十分に行い、実施することができました。
講義の後、手当てや救助の方法などを実践的に学びました。
将来、多くの学生が保育現場で活躍することになると思います。
その際、子どもの命を守れる力はとても大切です。
緊急時には、自ら率先して動ける保育者・大人になっていってもらえたら…と思います!