【生活心理専攻】1年生「金融リテラシー検定」に全員合格!
学習指導要領改訂により、2022年度より高等学校において金融経済教育が本格的に始まりました。同年4月に成年年齢が18歳へ引き下げられたこともあり、資産形成だけでなく、契約や金融トラブルへの理解など、「自分の生活を守る力」としての金融リテラシー教育の重要性がますます高まっています。こうした社会の動きを受けて、一般社団法人金融財政事情研究会が「金融リテラシー検定」を創設。今年度前期の科目「家庭経営学」でSMBCコンシューマーファイナンスの方に出前講義をお願いしましたがその際、この検定をご紹介いただき、今回、学生たちが受験に挑戦しました。
今年度の大学1年生は奇しくも金融経済教育開始1期生となります。高校時代にも金融経済に関して公民や家庭科で学び始めた世代だからでしょうか、「家庭経営学」の経済領域に関する理解も先輩たちに比べるとスムーズだったように思います。
試験対策は各自に任せました。具体的には事前に問題集を配布し、キャンパスで友だちと一緒に、そして自宅でも学びを重ねてもらいました。もちろん、講義でも一度だけ、即答形式による演習にチャレンジ。自信をつけていきました。そして受験。IBT方式による実施で50問を40分で解き、6割以上の正答で「合格」判定となります。
結果は——なんと44名全員が合格! 平均点は78.4点、最高点は94点という好成績でした。受験後のアンケートでは「やや難しかった」との声が7割を占めていましたが、生活心理専攻1年生全員が、努力を重ねて自分たちで掴み取った「合格」です。本当に価値ある成果といえるでしょう。
何事にもチャレンジする。チャレンジは、仲間と共に行う。
この姿勢を、これからのキャンパスライフの中でも忘れずに、さらに磨いていかれることを期待しています。
(文責:髙橋 桂子)







