大澤ゼミ
学生によるゼミ紹介
私たち大澤ゼミでは、福祉を中心とした各々が興味のある分野をテーマに掲げて研究を行っており、前期では、1冊の本を章ごとに担当分けをしてレジュメを作成し、各自発表を行いました。後期では、個人で興味・関心を持ったテーマの論文や本を選択し、前期同様に各自発表を行いました。これらの活動により、自分の興味のある内容を深めることができるだけではなく、それ以外のテーマについても触れることができるため、知識や関心の幅を広げ、充実した時間を送っています。
また、月に1回程度、近隣の子育てサロンを訪問する機会を頂いています。利用者の親子と一緒に遊んだり、保護者の方とお話をしたりして過ごしています。12月には、今まで訪問してきたことを踏まえ、自分たちでイベントの企画や準備、運営等を行い、クリスマス会という形で開催しました。他にも、母子生活支援施設に訪問したり、ゼミ合宿を行ったりと様々な経験の機会があります。
大澤先生によるコメント
社会福祉学は正解のない学問です。人によって考え方が大きく異なる問題に接したとき、思いがけず自分の価値観に直面して動揺することもあります。社会福祉学研究室では、社会的養護、障害児者支援、子育て支援、ジェンダー、ケアなどのテーマについて、文献購読や施設見学、実践活動を通じて学びあいます。生活心理・幼児保育両専攻の学生が所属しているため、多様な意見に触れるとともに、異なる意見に寛容になり、安心して自分の考えを述べられるゼミを目指しています。