野尻ゼミ
学生によるゼミ紹介
◆保育学研究室に所属する4年次ゼミでは、大別して3つのテーマに基づいて卒業研究を進めています。
①国内外の保育実践について
②児童文学(作品・作家)について
③児童文化・文化財について
◆3年次ゼミでは、学生が自らテーマを決めて調べ学習を行い、持ち寄った資料等を共有してディスカッションの機会を設けています。
後期には先行研究のレビューや研究手法を学ぶと共に、合宿も予定しています。このような学びを通して、ゼミ生各自が関心のあるテーマを見つけ、4年次の卒業研究に結びつけ、卒業論文を作成していくことになります。
野尻先生からのコメント
近年、急激な社会変化と価値観の多様化が進行する中、日本を含めた世界各国の行政は、就学前の保育に注力する動向にあります。その取り組みは様々で、どの国、地域にも文化的・社会的な文脈が存在しています。
日々の保育は、これらの文脈の中でどのような影響を受けながら営まれているのでしょう。
保育学とは、子どもを中心に据えながら変化させたい事柄と普遍的でありたい事柄を探究する学問とも換言できます。
いまを生きる子どもに対し、私たちはどのようなことができるのでしょう。子どものかたわらにいて、子どもに学び、子どもと共に成長する大人でありたいと思います。