管理栄養士専攻4年
食生活科学科 管理栄養士専攻 4年
※インタビュー内容・情報は取材時のものです
Q1:この学科で学ぼうと思ったきっかけはなんですか?

自身の食への悩みから
管理栄養士の道へ
高校生時代から「将来は人の役に立ちたい」という思いを強く持っていました。一方で、私自身中学生時代に食事の悩みから通院した経験があり、病気になる前に健康をサポートする管理栄養士の仕事に魅力を感じていました。入学後勉強を進めるうちに、管理栄養士の仕事は思っている以上に活躍の場が広いと感じ、ますます興味が深まっていきました。
Q2:特に印象に残っている授業はなんですか?
臨床実習で感じた、
学び続ける姿勢の大切さ
「臨床栄養学実習b・c」です。2〜3週間病院に行き臨床栄養学、基礎栄養学、食品学、解剖生理学、栄養教育論などこれまで学んできたことを実践に移します。病院で働く管理栄養士の仕事内容と役割を理解でき、患者さんの栄養状態を判断し適切な栄養管理方法を決める流れが身につきましたが、栄養管理は教科書通りにはいかないことが多く、卒業後も日々の勉強が必要不可欠なことを感じました。
Q3:各年次での学びを通じ、どんな感想を持ちましたか?

座学と実習。
知識も、現場で得られる学びも大事
1年次は栄養学や化学、生化学、食品学、基礎調理などの基礎的な講義を受けます。基礎は勉強を進める上で最も大切なので、とにかくしっかり理解することを心がけました。2年次は実験や実習が多く事前事後の課題もありもっともハードな1年でした。一方自分たちで作成した献立を調理し大学内で販売する給食マネジメント実習など、やりがいある授業も多く楽しかったです。3年次からは給食施設、病院、保健所の3箇所で学外実習があり、現場だからこそ得られる学びが多く、有意義に過ごせました。就活、卒論、国試を控え大学生活の集大成となる4年次でも毎日を大切に過ごしたいと思っています。
Q4:将来への希望と、本学での学びから社会に出た後役立つと思う考え方やスキルはありますか?
コミュニケーション能力を
高められる授業も多い
管理栄養士としての就職のため、病院や委託企業を対象に就職活動を行なっています。グループワークやプレゼンテーションの授業はコミュニケーション能力が高められ、人との対話が重要な管理栄養士にとって最も役立つスキルが身につくと思います。私たちの場合はコロナ禍での入学で人に会えない期間が続いたこともあり、対面でのグループワークがとくに大切だと感じました。
Q5:これから実践女子大学を目指す高校生たちへのメッセージをお願いします。

授業、国試対策、就職活動などで、
常に心強い支援が
管理栄養士の就職先は企業、病院、福祉、行政、学校、スポーツ関係など幅広く、それだけに本学の就活支援講座や就活への不安や悩みへの個別相談は大きな支えになっています。学生同士も相談し合ったり、教えあったりしやすい環境で、充実した大学生活を送ることができます。国家試験に向けた多くの講義や課題、実習、試験は大変ですが、計画的、継続的に勉学に取り組める方にはきっと向いていると思います。