若きウクライナ人研究者は、只今日本語×ウクライナ語の辞書を編纂中!by 異文化コミュニケーションゼミ(服部グループ)
ウクライナから来日し、一橋大学大学院社会学研究科で研究を進めるヤンナさんは、「言葉は言霊」と語り、辞書を編む仕事にも尽力している最中です。
今回のゼミではヤンナさんから日本とウクライナの文化や価値観の違いについて多くを学びましたが、特に印象に残ったのは、日本の鉄道や都市の規模についての話でした。ウクライナの首都キーウには地下鉄が3路線しかないのに対し、東京には非常に多くの路線があり、乗り換えも複雑で「最初は未来の国のようだった」そうです。また、東京は刺激的で便利な一方、人や建物が多く疲れてしまうこともあり、長野県や北海道など自然豊かな地域で気分転換をしているという話も印象的でした。さらに、日本の地方の自然や古民家、和食に魅力を感じているという話から、日本人として日本文化を改めて見直すきっかけになりました!
ヤンナさんのお話を伺って、自国の文化を大切にすること、言葉の面白さがよく分かりました。一方で、ウクライナは歴史の中で何度か長い間隣国の国々に占領され支配されてきたため国民の自尊心が奪われてしまい、時には自国のものを胸を張って言いづらい問題は今も残っているというお話は悲しい気持ちになりました。そのため、日本人ははっきり日本を自分のものだと主張できる大切さがわかりました。また、ウクライナは多才な人材や自然の資源が多く、こじつけで侵略を繰り返す国家と違って存続するためには他国の資源や領土など「他の国のものはいらない」という既に自分達の国の中にあるものを大切にしていく考え方が大切だと聞きました。言葉一つ知ることで知らない世界を見ることができるという楽しさもお伺いでき、自分も英語の勉強を頑張ってみようと思えました!
さらに、日本とウクライナには様々なつながりがあることを初めて知りました。例えば、ヤンナさん自身が夢を追いかける中で、自宅の近くにある「京都公園」の存在に改めて気づき、自国や周囲の良さを再発見したというお話です。京都公園には日本風の趣が美しい庭が広がり、桜や朱色の鳥居が(地元の方々には)エキゾチックで印象的です。身近な場所でも新しい視点が加わることで新たな魅力に気づけるのだと感じ、とても素敵だと思いました。 宮沢賢治の詩にウクライナの女性が登場しており、賢治の博識を知るとともに日本とウクライナが当時から文化的にも深く関わっていることに驚きました。ヤンナさんご自身も、当然ながらウクライナの芸術や自国で作られているものに誇りを持っていらっしゃいます。食べ物や音楽、ダンスなど、多くの文化を自分たちの力で支えているというお話から、自国の文化を守ることの大切さを感じました。ヤンナさんの「自分たちの国にあるタカラを大切にしたい」という言葉の通り、困難な状況の中でも自国の文化や伝統を大切にする姿勢に強さを感じ、私たち自身ももっとウクライナについて知りたいと思いました。
諸文化の中には、まだ知られていない他国との関わりが多く存在していると感じ、今後さらに詳しく知りたいと思いました。将来の目標、夢を持ってほしいと熱く語るヤンナさんのお話を通して、自分自身の夢や目標についても改めて考え、今何を頑張るべきかを見つめ直していきたいです。ヤンナさん、貴重なお話を本当にありがとうございました!







