タイの挨拶「ワイ(合掌)」は意外と難しい?あなたは正しくできますか?
by 異文化コミュニケーションゼミ(大高グループ)
今回はゼミ恒例のバンコク研修&ホームステイに備えて、タイ人留学生のミンクさんに生活文化について色々と教えていただきました。ミンクさんはタイの名門タマサート大学に籍を置きつつ、一橋大学で日本語・日本文化研修生として学ぶ日々を過ごされています。
ミンクさんのお話で最も印象に残ったのは、タイでは人との関係を築く際に、相手との距離感や立場を大切にしているという点です。タイには「ワイ」と呼ばれる伝統的な合掌の挨拶があり、相手によって手を合わせる位置が変わることを初めて知りました。例えば、お坊さんに対しては親指が眉間の位置になるように合わせ、年上の人には親指が鼻の高さになるようにするそうです。会釈の角度も相手によって変えるとは初耳でした!日本では挨拶の仕方を相手によって変えることは少ないため、相手への敬意を細かく表現する文化がとても興味深いと感じました。また、タイでは年上の人には「ピー」、年下の人には「ノーン」を付けて呼ぶことで親しみを表すことも印象に残りました。「さん」を付けると少し距離を感じる場合があるという話を聞き、日本では丁寧な表現として使うものが、タイでは逆に壁を作るように感じられることがあるという違いに驚きました。さらに、タイ人の多くがニックネームを持っており、日常生活では本名よりもニックネームで呼び合うことが一般的だという話も印象的でした。本名を知らず、ニックネームだけで関係を築いている場合もあるということに驚きました。また、親が付けたニックネームでも、気に入らなければ自分で変えることができるという点も面白い文化だと思いました。ちなみに、ミンクさんもニックネーム(毛皮で知られるミンクから命名!)の本名は、オッドソン・チョルニパーさんです。「マイペンライ」という「大丈夫、気にしないで」という意味の言葉からも、相手を安心させるタイの温かい考え方を感じました。ミンクさんのお話を通して、日本とは異なるタイの人間関係や価値観を知ることができ、とても貴重で楽しい時間になり、感謝します!(桑下)
ミンクさんは日本語を7年間勉強されており、とても流暢に話されていました。日本のアニメや音楽が好きになったことがきっかけで日本に興味を持ち、留学を決められたそうです。日本との相違点について色々と知りました。例えば、チェンマイやパタヤでは屋台が朝4時頃まで営業しており、40〜50バーツほどで食事ができます。日本円では約200〜250円ほどと安く、学生や仕事帰りの人など、多くの人が気軽に利用しているそうです。大学の食堂はフードコートのような形式で、さまざまな料理を選ぶことができます。食事ではスプーンとフォークを使うことが一般的ですが、麺料理では箸を使い、イサーン地方では料理を手で食べる文化も残っているそうです。タイへ行く際のマナーについても教えていただきました。麺類は音を立ててすすらず、静かに食べるのがマナーで、タイ料理は辛いものが多いため、苦手な人は注文時に辛さを確認すると安心です。人々の気質も北部の人はゆったりとした性格の人が多く、バンコクでは行動が早く都会的な生活を送る人が多いそうです。また、プーケットでは海や強い日差しの影響で肌が焼けている人が多いというお話もあり、地域によって暮らしや雰囲気が異なることを知りました。恋愛ではタイでは日本よりも付き合うまでの期間が長く、お互いのことをよく知ってから交際する人が多いそうです。交通機関では学生向けの通学バスが安く利用できることや、バイクは18歳から運転できることも知りました。タイ情報をいっぱいいただき、実際にタイへ行くことがより楽しみになりました。貴重なお話を本当にありがとうございました。(佐藤)







