第24回卒業設計コンクール展(主催:埼玉県建築設計監理協会)で生活環境学科卒業生2名が入賞!(4/21)
生活環境学科の卒業生2名が在学中に取り組んだ卒業設計の作品が、埼玉建築設計監理協会主催の「第24回卒業設計コンクール」で入賞しました。
この設計コンクールは埼玉県内及び関東近辺の大学を対象に、次代を先取した意欲的な卒業制作を募集し表彰するもので、今年度は40作品が集まりました。
本学からは3作品出展し、4月21日(日)に埼玉会館で開催された公開審査の結果、竹島綾里さんの作品「都市型高層建築構成法」が特別審査員賞を受賞。また、松岡実優さんの作品「真仮想空間~さいたま市庁舎跡地活用計画~」が日建学院賞を受賞しました。
< 特別審査員賞 >
竹島 綾里さん
「都市型高層建築構成法」
受賞コメント
今回このような賞を頂くことができ、大変嬉しく思っております。
作品制作過程では、最後まで仕上がるのか、自分の案は正しいのかなど、たくさんの不安に襲われ、何度も逃げ出したいと思うことがありました。ですが、研究室の仲間と共に、毎日研究室に通い、切磋琢磨しながら卒業制作を完成させたこと、大好きな建築に真摯に向き合えたことは、私の人生にとって大切な宝物となりました。
ご指導してくださいました内藤先生をはじめ、生活環境学科の皆様、一緒に頑張り続けた研究室の仲間、そして支えてくれた家族や友人にこの場をお借りして御礼申し上げます。
< 日建学院賞 >
松岡 実優さん
「真仮想空間~さいたま市庁舎跡地活用計画~」
受賞コメント
この度は、各大学を代表する作品、先生方が集まる中でこのような賞をいただけたことをとても嬉しく思っております。
私自身、テーマの選定から難航し、制作過程のひとつひとつで試行錯誤する日々でしたが、同じ研究室の仲間の存在に支えられ、また刺激を受け、充実した時間を過ごすことができました。
審査員をはじめ、多くの方々にご覧いただき、様々な作品に巡り会えたこの貴重な体験を原動力に、今後精進していきたいと思っております。
1年間ご指導いただきました内藤先生をはじめ、生活環境学科の皆様、本当にありがとうございました。
内藤将俊教授からのコメント
各大学の建築や生活環境学科内で選ばれた優秀な卒業制作が数多く出展した「第24回卒業設計コンクール」において、建築デザイン研究室の竹島綾里さんと松岡実優さんが素晴らしい賞を獲得しました。
竹島さんの案は、「活気のある雑多な繁華街の横町」と「心が安らぐ閑静な空間」が高層建築の各層で交互に積み重なった、まるで、現代都市の魅力が凝縮したような創造性が高い作品となっています。
松岡さんの案は、壁を挟んで隣り合う二人の利用者の「共通の興味」が、目まぐるしく映し出される壁面によって交流を生む、まるで検索エンジンの中に迷い込んだような世界観を表現した近未来的な作品です。
本研究室の卒業生が本コンクールに参加して以来、3年連続での複数名受賞となります。後輩へと修得した知識や技術を伝え、研究室の伝統を構築し続けてくれている多くのゼミ生に心から感謝しています。