図書館学課程の在学生と卒業生の交流会「Jissen Librarianshipの会」を渋谷キャンパスで開催しました(10/17)
「Jissen Librarianshipの会」は、図書館学課程の在学生・卒業生・教員が集う年1回の交流イベントです。図書館以外の分野で活躍する卒業生のほか、在学中に図書館学課程を履修していなくても、現在図書館で勤務している本学卒業生の参加も歓迎しています。今年度は、在学生16名、卒業生8名、教員・助手6名が参加しました。
【第1部 卒業生のお仕事紹介】
第1部は、石川県立図書館に勤務する卒業生の新井菜々子氏に、図書館で担当されている業務についてご講演いただきました。2022年に新築・移転した同館は、円形の斬新な建築デザインと新しい発想によるサービスにより、テレビや雑誌などにもたびたび取り上げられ、幅広い注目を集めています。
講演では、
- 貴重書の管理やそのデジタル化
- 展示「本との出会いの窓」のデザイン
など、新井氏が担当されている多様な業務をご紹介いただきました。このうち「本との出会いの窓」は、図書館が掲げる12のテーマに沿って、本とその世界を表現するオブジェをディスプレイケースに展示するユニークな取り組みです。
華やかな活動の裏側を支える司書の専門性が随所に感じられる内容で、在学生・卒業生から具体的な業務に関する質問が寄せられました。
【第2部 交流会】
第2部では、和やかな雰囲気の中、卒業生と在学生が互いに近況を語り合いました。公共図書館、学校図書館、美術館図書室など、さまざまな職場で活躍する卒業生からそれぞれの仕事の内容ややりがいなどについて伺い、在学生にとっては今後の進路を考えるうえで大変有意義な機会となりました。







