生活の木・豊島×2女子大学連携プロジェクト「Material Loop-植物がつなぐデザイン-」の最終発表会を開催!「あなたとつなぐギフト」が最優秀賞を受賞しました(11/29)
11月29日、株式会社生活の木および豊島株式会社と連携した2女子大学合同プロジェクト「Material Loop-植物がつなぐデザイン-」の最終発表会が、豊島東京本社にて開催されました。
本学生活科学部生活環境学科(2025年4月より環境デザイン学部環境デザイン学科)のファッションビジネス研究室(大川知子教授)に所属する3年生9人と、大妻女子大学工芸デザイン研究室の3年生12人、総勢21人が参加。生活の木の製品基準に満たない本来は廃棄されるハーブの「残渣」と、豊島が展開する規定外・未活用食材を染料として再活用したテキスタイル「FOOD TEXTILE」を使用し、新たな製品価値を生み出すことを目的に取り組みました。
生活の木、豊島と連携した実践的な学び
本プロジェクトは、植物由来の商品開発を手がける生活の木と、快適なライフスタイルの提案を進める商社・豊島の協力のもと実施されました。学生たちは大学横断で4チームに分かれ、無印良品や3C OINS、IKEAなどの店舗で雑貨を見て回るなど市場調査を実施。素材の特性や市場ニーズを踏まえた商品を検討しました。約2カ月間という限られた期間の中で、企画からサンプル製作までを学生主体で行い、発想する面白さや企画における目的設定の大切さを実感するとともに、異なる大学の学生同士で協働する難しさを乗り越え、最終発表に臨みました。
最終発表会で4案を発表
最優秀賞に「あなたとつなぐギフト」
最終報告会では、「素材が旅するレターセット」「あなたとつなぐギフト」「香る土になる菜園キット」「Re:sauna – 森浴癒浄-」の4案を発表しました。
審査の結果、環境配慮の視点と実現性を兼ね備えた「あなたとつなぐギフト」が最優秀賞に選ばれました。
「あなたとつなぐギフト」は、素材の樹脂に残渣を閉じ込めたヘアクリップと、残渣入りのビーズや『FOOD TEXTILE』の布マスコットで作られたパーツを、自分で自由に組み合わせてキーホルダーを作れるキットの2種類です。
「あなたとつなぐギフト」を提案した学生たちは、「大妻女子大学の皆さんとのミーティングでは、なかなか意見がまとまらず、総意で形にするのが難しかったが、やり抜いた結果、最優秀賞につながってうれしい」「ほかの班とは異なり、商品を2種類準備したことが強みになった」「ヘアクリップとキーホルダーという2本立ての戦略が、ほかの班との差別化につながったと思う」「途中でキッチン用品にしようという話にもなったが、最終的にヘアクリップとキーホルダーを選んで良かった」と、自分たちの勝因を分析しつつ、喜びと感謝の思いを語りました。
環境デザイン学部環境デザイン学科
大川知子 教授のコメント
生活の木様との女子大学連携プロジェクトの取り組みは、今年で3回目。これまでの学生の感性を生かしたアイデアを提案するという枠組みを超え、初めて「実際のサンプル製作」という、より製品化に近いプロセスに挑戦しました。現代社会で避けることできない「環境」を巡る課題解決として、生産工程で発生する残渣を使用し、アイデアを形にする過程での葛藤や、素材と向き合う「手触りのある学び」は、単なる知識の習得を超えるものとなりました。
今回は、生活の木様の残渣を活用した『FOOD TEXTILE』を手掛ける豊島様にもご協力をいただき、素材提供のみならず、最終発表の場として東京支社を学生の晴れの場として準備くださいました。生活の木様、豊島様、両社の多大なご協力に教員一同感謝を申し上げます。
同時に、今回も大妻女子大学の12名の学生とご一緒させていただいたことで、学内のメンバーだけの力では成し得ない取り組みをとおして多様な能力をブラッシュアップできたことも、大変ありがたい経験でした。同メンバーでは、後期にもうひとつプロジェクトを行いますが、さらに精度を高めていきたいです。







