「スラマッ プタン(こんにちは)」マレーシア第3の都市イポー近郊、カンパーより! トゥンク・アブドゥル・ラーマン大学(UTAR)の皆さんと嬉しい、でも緊張の文化交流。 by 異文化コミュニケーションゼミ(飯島グループ)
UTARはマレーシアを代表する名門大学の一つ、そしてマレーシア最大の留学プログラムを持つ大学の一つです。去る11月26日、そのカンパ—キャンパスを日本の四方敬之大使が訪れ、”When Sashimi Meets Nasi Lemak: Japan-Malaysia Relations” と題するスピーチをされ、学生間交流の大切さを強調なさったばかりで、今回の私たちの交流はまさにその実現でした。英語での学び合いはゼミ生たちにとって緊張を伴うものでしたが、それ以上に楽しい時間を持つことができました。先生方、学生の皆さん、大変ありがとうございました!
交流中、特に”Fusion Food Trends among Malaysian Youth”に関する発表が印象に残りました。スライドで、マレー料理だけでなく、インド料理や中華料理、西洋の料理など、さまざまな文化の要素を一つの料理に入っていることを知り、マレーシアの多文化社会ならではの食文化だと感じました。例えば、カレーラクサやロティジョンにキムチを合わせた料理、レンダンピザなど、私にとっては想像したことのない組み合わせがたくさん紹介されていて驚きました。この発表を通して、マレーシアの文化の豊かさを感じることができました。また、英語だけで発表するのは緊張しましたが、交流会を楽しく行うことができて良かったです。(菅谷)
今回、UTARの学生さんの発表の中で”Lifestyle apps used by Malaysian youth”についての内容が特に印象に残りました。その中でも興味を持ったのがWazeというナビアプリです。世界中で使われており、ユーザー自身が「警察」「スピードカメラ」「取り締まり」などを報告でき、事故・渋滞・工事情報などもリアルタイムで共有されるそうです。日本にはあまりない仕組みなので、とても新鮮でした。質問タイムでは”How do Malaysian youthdiscover new trends?”と問いかけたところ、日本と同じようにInstagramをよく使うと教えてくれました。共通点があり、国は違っても似た感覚で生活していることに親近感が湧きました。さらにGrab Foodについても紹介してもらい、Grabはタイで見たことがあったため、配車アプリという認識でしたが、フードデリバリーにも対応していると知り驚きました。日本のUber Eatsのように、東南アジア全体で生活を支える重要なサービスになっていると感じました。今回の交流を通して、同じ英語でも発音やアクセントがそれぞれ違い、世界の広さを改めて実感しました。もっと英語を学び、さまざまな国の英語を理解できるようになりたいと思いました。また、Zoomでの開催だったため生の反応が見えづらかったり、音声トラブルもありましたが、ゼミ生全員で協力して乗り越えられたことにチーム力を感じ、良い経験になりました。(飯島)







