東洋製罐株式会社との連携授業として、「受験生の悩みを解決する缶」を検討するプロジェクトが始まりました。
今年も、東洋製罐株式会社との連携授業として、「受験生の悩みを解決する缶」を検討するプロジェクトが始まりました。
9月19日に、人間社会学部の授業「社会システム論」(担当教員:篠﨑香織教授)にて、東洋製罐株式会社テクニカルセンター・技術開発統括室の村瀬健様と千地早紀様をお迎えし、キックオフミーティングを行いました。
はじめに、千地様から東洋製罐株式会社の会社概要や取り組みについてご紹介いただきました。
東洋製罐グループは、包装材業界で国内シェアNo.1を誇る企業ですが、BtoBビジネスを中心に展開しているため、学生の認知度は決して高くはありません。
そのため、飲料・食品・調味料・日用品など、私たちが日々手にする多くの製品に同社の包装容器が使われていると知った学生たちは、大きな驚きと関心を示していました。
続いて、篠﨑教授から今年度の課題について説明がありました。
本プロジェクトは、「意味を通じたコミュニケーションによって形成される社会システム」をテーマとする授業の一環として行われています。
そのため、缶という媒体を通して「何を伝えるのか」「どのようなつながりからシステムを生み出せるのか」を意識して取り組むよう指示がありました。
「受験生の悩みを解決する缶」を考えるというテーマ自体、決して簡単なものではありません。
学生たちは、「社会システム」や「コミュニケーション」について理解を深めながら、アイデア缶の中身や外装デザインを練り上げていきます。
最終発表会は11月14日に開催される予定です。
学生同士の相互評価と、東洋製罐のご担当者による評価をもとに、実際に形にするアイデアを決定します。







