「データ時代の女性キャリア開発」における株式会社日経リサーチの本丸氏・福崎氏・戸澤氏のご講演
人間社会学部開講科目「データ時代の女性キャリア開発」では、データ時代における女性のキャリアを考えることを目的に、さまざまな企業でご活躍されている方々からご講演をいただき、学生が今後の自身のキャリアを考える機会としています。
今回は、株式会社日経リサーチより本丸美希氏、福崎美帆氏、戸澤ほのか氏の3人の方々にご参加いただきました。
冒頭、福崎氏から日経リサーチの会社説明があり、続いてマーケティングリサーチの意義について紹介があり、フィリップ・コトラーの言葉を引用しながら、「マーケティングは科学の中心である」と強調されました。ログデータ(行動の記録)とアンケートデータ(意識や気持ち)の違いと役割を整理し、両者を組み合わせることで「データドリブンな意思決定」が可能になることを具体的に示されました。
続いて戸澤氏からは、心理学の学びを活かしたマーケティングリサーチの実践事例が紹介されました。実際のマーケティングに関する調査を例に、仮説設定から分析、施策提案までのプロセスを通じて、「数値の背後にある人の心理を探る」重要性を語られました。
最後の質疑応答では、本丸氏も加わり、調査業界の現状やデータの読み解き方、そして「問いを自分ごととして立てること」の大切さが共有され、学生にとってデータ分析の社会的意義を実感する貴重な機会となりました。
このたびは貴重なお話と多くの学びの機会をいただき、心より感謝申し上げます。







