竹内ゼミ 『傘に関する調査(2025 年)』の紹介
『女子目線』のデータサイエンス:「傘に関する調査(2025 年)」の紹介
※行動計量学ゼミ(竹内ゼミ)では、女子目線で気になった統計調査・統計データを読み取り、現代社会の動向・傾向を紹介していきます。
第 20 期生 松山萌愛
今年の夏は日差しが強く暑い日が続いたうえ、梅雨の時期など、傘を使う機会が増えました。傘にはさまざまな種類があり、私は晴雨兼用の折りたたみ傘を使用していますが、友人の中には日傘と雨傘を使い分けている人や、長傘派、折りたたみ傘派など、それぞれ異なる使い方をしている人がいます。そこで今回は、傘の使い方や選び方について関心を持ち、傘に関する調査を調べてみました。
今回紹介するのは、マーケティング・リサーチ会社である株式会社クロス・マーケティングが実施した「傘に関する調査(2025 年)」です。本調査は、インターネットリサーチ(クロス・マーケティングのセルフ型アンケートツール「QiQUMO」)により実施され、調査地域は全国 47 都道府県、調査対象は 20-69 歳の男女、調査期間は 2025 年 5 月 16 日から 17 日まで、有効回答数は 1,100 サンプルとなっています。本記事では、調査結果の中から特に印象に残った点を紹介します。
まず、普段よく使用している傘のタイプについて見てみます。全体では、長傘・折りたたみ傘を含む「雨傘」が 60.2% と最も多く、次いで「ビニール傘」が 24.1%、「晴雨兼用傘」が 15.2% という結果でした。男女別に見ると、男女ともに「雨傘」の使用割合が最も高いものの、「ビニール傘」は男性(31.5%)の使用が多く、「晴雨兼用傘」は女性(24.4%)の使用が多い傾向が見られました。
次に、日傘の利用状況についてです。日傘を使用している人は、女性が 69.6%、男性が 25.1% となっていました。また、年代別に見ると、20 代が 58.6%、30 代が 51.4%、40 代が 47.3%、50 代が 40.9%、60 代が 38.6% と、若年層ほど利用率が高いことが分かりました。
最後に、日傘の使用目的について見てみます。男性では「どちらかといえば暑さ対策」と回答した人が 60.1% と多かったのに対し、女性では「どちらかといえば紫外線対策」と回答した人が 73.6% と多く、性別によって日傘を使う目的に違いがあることが明らかになりました。
この調査から、傘の種類や使用目的には個人差があるものの、男女による違いが大きいことが分かりました。特に、暑さ対策か紫外線対策かという点で使用目的が異なっている点が印象的でした。日傘は「持ち運べる日陰」ともいわれているため、今後はシニア層にもさらに利用が広がっていくとよいのではないかと感じました。
その他、調査の図表、詳細等につきましては下記の参考文献をご参照ください。
参考文献:
株式会社クロス・マーケティング(2025)
傘に関する調査(2025 年)、
https://www.cross-m.co.jp/report/trend-eye/20250521umbrella
(最終確認日:2025/12/29)。







