竹内ゼミ 『2025 年スポーツマーケティング基礎調査』の紹介
『女子目線』のデータサイエンス:「2025 年スポーツマーケティング基礎調査」の紹介
※行動計量学ゼミ(竹内ゼミ)では、女子目線で気になった統計調査・統計データを読み取り、現代社会の動向・傾向を紹介していきます。
第 20 期生 石川瑚依
みなさんスポーツは好きですか?スポーツと聞いて野球やサッカー、バレー、バスケ、テニスなど様々な競技を思い浮かべると思います。スポーツ好きと言っても、スポーツをするのが好きな人、観戦するのが好きな人など色々な楽しみ方ができると思います。スポーツを好きではない人も、一度は大谷翔平選手の活躍について耳にしたことがあるのではないでしょうか。今回はスポーツに関する調査を調べたので紹介します。
今回紹介する調査記事は、三菱 UFJ リサーチ&コンサルティング株式会社と株式会社マクロミルによる共同調査であり、2025 年 9 月 2 日(火)~4 日(木)に行った「2025 年スポーツマーケティング基礎調査」から抜粋したものです。この調査では、インターネットを用いて 15~29、30~39、40~49、50~59、60~69 歳の男女各 200 名を対象に、「スポーツとのかかわり方」「スポーツに関連する情報入手先」「スポーツ関連の SNS 利用状況」「自宅などでのスポーツ観戦時の利用端末」「スポーツ関連の動画配信サービスの利用状況」「競技場、スタジアムでの観戦状況」「スポーツ関連支出の状況」「好きなスポーツ選手」「応援しているプロチーム」「スポーツ関連の推し活」および回答者の属性の項目に分けて行われました。今回は上記の中からいくつかの項目を抜粋して紹介します。
初めに「スポーツとのかかわり方」についてです。スポーツを「することも見ることも好き」と回答した人は 20.2% であり、前年度と比較すると 2.9 ポイントほど減少しています。一方で、「することも見ることも関心はない」と回答した人は 34.1% であり、前年度と比較すると 1.9 ポイントほど増加しています。スポーツへの関心を持つ人がやや減少したことが分かりました。全体として、スポーツを「することが好き」な人(両方好きな人は含めない)は 11.4%、「見ることが好き」な人(両方好きな人は含めない)は 34.4% であり、これらの結果を踏まえると、スポーツを「すること」よりも「見ること」が好きな人が多いことが分かりました。
次に「応援しているプロチーム」「好きなスポーツ選手」についてです。「最も好きなスポーツ」について聞いたところ、「野球」と回答した人が 21.4% と一番高く、次に「サッカー」と回答した人が 10.1% いました。「よく観戦するスポーツ」について(複数回答)は、「野球」と回答した人が 34.4% と一番高く、続いて「サッカー」と回答した人が 21.2% でした。この調査ではファン人口の推計も紹介されていましたが、それによると、日本のプロ野球ファンは、2,218 万人と前年度からあまり変化はありませんでした(前年度 2,210万人)。球団別では、「阪神タイガース」が 477 万人と最も多い結果でした。「好きなスポーツ選手」に関して(複数回答)、最も多かったのは現在ロサンゼルス・ドジャースに所属している大谷翔平選手で 25.1% でした。次にブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン FC に所属している三苫薫選手で 11.9% でした。
最後に「スポーツ関連の推し活」についてです。スポーツ関連の「推し活」をしていると回答した人に「スポーツ関連の「推し活」での過去 1年間のお金の使い道」について、複数回答で聞いたところ、「観戦チケット」が最多で 50.7%、次いで「応援グッズ」が 39.7%、「レプリカユニフォーム」が 32.9% でした。同じく「推し活」に金銭を使った人を対象として、「スポーツ関連の「推し活」で過去 1 年間に使った金額」については、「1万円~2万円未満」と回答した人が 23.1% と最も多かったです。
以上のことから、スポーツに関して関心を持つ人はやや減少しているものの、スポーツ観戦を趣味としている人は多くいるということが分かりました。私自身スポーツをすることもみることも好きなので、もっと多くの人がスポーツについて興味を持ってくれたらいいなと思います。
その他、調査の図表、詳細等につきましては下記の参考文献をご参照ください。
参考文献:
三菱 UFJ リサーチ&コンサルティング株式会社(2025)
【速報】2025 年スポーツマーケティング基礎調査
https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2025/10/news_release_251009_01.pdf
(最終確認日:2026/01/02)







