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EP:チョコレート

2024/02/14(Wed)

ペンネーム はる

友人が、少し高いチョコレートをくれた。
キラキラと光に反射するアルミで大切そうに包まれた、一口サイズのチョコレートを、3つ。
その中の一つを手に取り、アルミをゆっくりとはがした。顔を出したのはきれいな円形のチョコレートで、傷の一つもついていないように見えるそれにうっとりとする。
せっかくもらった高いチョコレートなんだから大切に食べないと、などと思いながら口に運んだ。

チョコレートの甘さにおぼれそうになるたびに、チョコレートの中毒性を思い出し、私はすでにとりつかれ、逃れられないのだということに気が付く。
惑わせるような独特の香りも、舌に残る少しの苦みも、すべて自身を陥れるための罠でしかないのだということは、知っている。口の中にチョコレートを放り込み、真っ白な歯でパキリパキリと、かみ砕いて舌に落とす。口の中でいっぱいに広がる甘味がもたらすのは、現実から飛び立ってまるで夢の中を歩いているような、浮遊しているような、そんな贅沢な時だ。しかし、口に放ったチョコレートはすぐに胃の中に押し込まれてしまい、口の中には夢を見ていた時間の代償だとでもいうように、かすかな香りと溶けたチョコレートがまとわりつくような感覚だけが、残る。
目を覚ますために、すぐに水で口の中を清めるが、チョコレートの残り香がもうない洗浄されてしまったそこにさみしさと物足りなさを感じ、またチョコレートに手が伸びてしまう。
どうしてこうも、限度を理解しようとしないのだろうと、チョコレートを食べ続けるたびに思ってしまう。それでも頭が欲しているチョコレートの甘味に抗うことはできない。もうこれは仕方のないことだ、と脳内で会議をする偉そうな人たちが言った、ということにして、チョコレートを食べ続ける。
甘い、甘い、甘い、甘い、私はその甘さにおぼれて、口の中で、私の体温で溶けたチョコレートに浸るように目をつむる。
この瞬間だけ、私は現実から旅立つことができるのだ。中毒になってしまったら、もう逃れることはできないのだ。わかっている。
それでも、私は、チョコレートが好きだと叫びたい。

ふと、目を開けたとき、友人からもらった高いチョコレートは、3つとも消えていて、机の上にはアルミだけが転がっていた。

こんにちは。国文学科のゆめと申します。
今は二月。二月と言えばバレンタインデーということで、恋に纏わるお話を一つお届けいたします。
拙い文章でございますが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

『残り香』

「へぇ。感情の匂いがわかるんだ」
ビー玉のように澄んだ目で、少女は僕の顔を覗き込むようにしてそう聞いてきた。僕は頷く。
人のあらゆる感情を匂いとして感知してしまうという特異な体質を持つ僕が、この少女と出会ったのはついさっきのこと。せっかくの休日、大学の授業もバイトも無いから家でゆっくり過ごそうと決め込んだ瞬間、両親が言い合いを始めた。言い合いはやがて喧嘩へと発展し、家にある家具という家具が燃えたぎっているかのような焦げ臭い匂いを充満させた。断っておくが、本当に家具が燃えていた訳では無い。僕が両親の怒りを、焦げ臭い匂いとして感知してしまっただけだ。
そんなこんなで、このままだと僕の鼻が焦げ臭さでどうにかなってしまうと感じ、近所の公園へ逃げてきた。そこで出会ったのがこの少女で、帰る宛てもなく一人ベンチに座っていた俺の隣に座ってきた。僕は話すことが苦手なのに、気がつけば少女に自分のことを話していた。少女は、この奇妙奇天烈な話を何の疑いも持たずに聞いてくれた。
「怒っていると焦げ臭いんだ。他には?」
「あぁ、えっと……そうだな、喜びや楽しいって気持ちは花みたいな匂い、逆に哀しいって気持ちは、じめじめしてて……雨が降っている時と近い匂いがするかな」
「ふぅん」
少女は興味があるのか無いのかわからないような返事をした。ちゃんと聞いてくれているのかわからないのに、不思議と僕の口は止まらない。今も人の感情の匂いについて、熱弁するかのような勢いで僕は話し続けてしまう。「ねぇ」少女が僕の話をぶった切るように口を挟んだ。僕は黙った。
「恋の匂いって、どんな匂いなの?」
恋の匂い。それは、僕が一番苦手な匂いだ。
「うーん……言葉で説明するのは難しいかな。鼻から抜ける時は甘いのに、口の中に広がる味は苦いの」
この嗅いでいて気持ち悪くなるようなミスマッチ感が、僕が恋の匂いを苦手とする理由だ。クリスマスやバレンタインデーの時期に繁華街を歩こうものなら、マスクは必需品となる。あの匂いのせいで、どれだけ気分を悪くしたことか……そんな表情が出ていたのだろうか。
「恋の匂いは苦手?」
例の如く澄んだ目で、少女が僕を見つめていた。否定する理由もないので、僕はひとつ頷く。すると、少女は悲しげな光を目に宿らせて黙り込んでしまった。
「私ね、好きな人がいるの」
「へ?……へぇ……」
藪から棒な言葉に戸惑いつつ、僕は少女に続きを促した。
「その人ね、話すことが苦手みたいで、いつも一人でいるの。でね、先生やクラスの人に話しかけられても、無視しちゃうの」
「それは……」
僕に引けを取らないほどのコミュ障らしい。
……あれ。その子、小学生の頃の僕に似ているな。
少女はくすりと笑って、でもね、と続ける。
「たまに一緒に話せることがあるんだけど、凄く優しい人なんだ。居心地がよくて、ずっと一緒に話していたいって思うの。……これが恋って気持ちなのかな」
誰に尋ねるともなく呟いた少女に、僕は何も言えなかった。暫しの沈黙が訪れる。僕よりも遥かに年下に見えるのに、どこか達観しているように見える彼女に、何て言葉をかけたら良いのだろう。散々考えた結果、気持ちを胸に閉じ込め続けるのもしんどいだろう、と思った僕は
「その気持ち、伝えないの?」
と思い切って聞いてみると、少女は俯いてしまった。言葉の選び方を間違えてしまったか、と内心慌てていると「いいの」
「えっ」
少女は僕を見た。
「もう、言えたから」
その言葉と共に少女が僕に近づいたかと思うと、僕は首の辺りに重さを感じた。ゆっくりと視線を下に落とすと、少女の艶やかな黒髪が目に入る。そして、背中に腕が回されている感触。突然の行動に驚いた僕は、目を数回瞬かせ、瞠目した。少女の華奢な身体は透けていた。
……そういえば、小学生の頃、いつも一人でいた僕に話しかけてくれた女の子がいた。何て返したら良いかわからなくて、無視するような態度をとってしまっていたのに、ずっと話しかけてくれていたっけ。
「まさか……」
ふと、首の辺りが軽くなる。目の前にいた少女の姿はなく、僕は一人公園に残された。

吹き抜けた北風は甘い香りを纏い、吸い込むと、口の中に苦味が広がった。

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