国文学科 2025年卒業
※インタビュー内容・情報は取材時のものです
社会に飛び立つ先輩からのメッセージ
社会に出た後役立つと思う考え方やスキルは?
時代の変化に柔軟に応じる思考を
社会でも活かしたい
将来は学芸員の資格を取得し博物館に就職することが目標です。勉強を始めたばかりなのでハードルの高さはわかりませんが、文化財系の授業での学びが役立てば嬉しいですね。学科の教えでは「言葉は時代と共に常に変わり続けていくものである。ら抜き言葉を注意する人がいるけれども、明治から使われているのだからそれが当たり前になっている社会で、ら抜き言葉が正しくないとは言い切れない。常識もその時代によって変わり続けている」という言葉が印象的でした。自分の常識が社会の常識であると思ってはいけないし他人に押しつけてもいけない。常に情報をアップデートし他者を受け入れる姿勢はどんな仕事に就いても役立つことではないかと思っています。
実践女子大学を目指す受験生たちへのメッセージ
文学を楽しみながら
表現スキルも身につける
本学の特長として先生との距離感の近さがあります。授業や研究についてわからないこと、就職関連の相談などで、多くの学生が担当の先生を訪ねています。先生がたにはいつもていねいに答えていただき、学ぶ楽しさを毎日感じています。私は日本の言葉や文化が好きですが、本当に詳しくなりたいものが何かまだピンときていない方も、1年生の幅広い授業からじっくり自分の興味を見極められます。また、人前での発表や自分の意見を言うことが苦手な方も、入学後の発表やプレゼンテーションを通じ自然と力が身につけられます。ぜひ本学で文学の楽しさを味わいながら、さまざまなスキルも自分のものにしてみてください。