臨床栄養管理学研究室(高橋 加代子 准教授)
研究室の紹介
臨床栄養学は、人間の健康維持や栄養状態の改善のために、身体状態と食事が疾患に及ぼす影響を関連させて考えることが基本となります。
現在の日本は、欧米の飲食産業の進出から食環境が変化し、食生活に大きく影響したことで健康状態を損ねる状況になっています。生活習慣病として肥満や高血圧や高血糖や脂質異常などにつながり、心疾患や脳血管疾患といった命にかかわる病気を引き起こしやすくなるメタボリックシンドロームを予防及び進行を予防することが求められています。
そのためには栄養管理が必須であり、食事と身体への影響等を踏まえた食行動の関連についてを研究 し、栄養改善に貢献できることを目的とした調査・検討に取り組んでいきます。
学生によるコメント
私は、臨床栄養管理学研究室にて「女子大学生におけるサプリメントの実態やそれに関する研究」を行いました。初めての論文作成で分からないことが沢山あり不安でしたが、先生方や助手さんが時には厳しく、時には優しく丁寧にご指導くださり、論文の進め方や書き方、研究内容について学ぶことができました。また、研究室の仲間とは助け合い、励まし合いながら研究を進めたり、国家試験や学内テストを教え合ったり、休憩時間にはお菓子やお茶を飲みながら談笑したりして新たなコミュニティの中で、充実した時間を過ごすことができました。このような時間の中で、仲間と切磋琢磨し合いながら成長することができたと感じています。研究内容だけでなく、人との繋がりの大切さも学ぶことができ、貴重な経験となりました。(2025年度卒業生)
卒業論文のテーマ(卒業論文の研究成果)
ライフステージから臨床栄養管理に関するテーマを研究しています。
- 小児から成人期にかけての体形変化に影響を及ぼす要因に関する研究
- 摂食嚥下障害に対する栄養介入の現状と検討
- 介護保険制度から考える栄養ケア
- マネジメントに関する研究
- 調理法と咀嚼回数が食後血糖値上昇に及ぼす影響
- 慢性腎臓病患者に対する栄養指導方法の検討
- 糖尿病患者におけるコンビニエンスストアの食事の活用法の検討
- 高齢者が発症する味覚障害の原因と食事療法との関連について
など
受験生へのメッセージ
臨床栄養領域は、人間の生命や健康維持に直結する学びです。将来は、医療分野や介護分野等での栄養状態の改善のために、心身ともに歩み寄った支えが必要です。
食生活の乱れや運動不足など、普段からの生活が影響しますので、正しい知識や行動がとれるように、管理栄養士という資格だけでなく、家族や周りの方の健康維持に貢献できる学問です。有意義な大学生活を過ごしながら、将来の自身に役立つ学びとなります。







