“Apa khabar? アパ・カバール”(お元気ですか?) マレーシアからの初ゲスト! by 異文化コミュケーションゼミ(飯島グループ)
ツインタワーに象徴される近代都市クアラルンプール、世界遺産のマラッカ、ペナン島、ボルネオ島など魅力溢れるマレーシアからゲストをお迎えするのは、なんと初めてのこと。
母国で音楽教諭を務めるマルコム先生をお招きし、多民族・多文化国家ならではのマレーシア事情を教えていただきました。

お話を伺って特に印象に残ったことがいくつかあります。まず、多文化社会ならではの言語の幅広さです。マレーシアでは、1つの文の中に4つもの言語を混ぜて話すこともあるそうで、多民族国家ならではのコミュニケーションの豊かさを感じました。また、マルコム先生が日本で驚いたこととして、屋台が少ないこと、野良犬や野良猫がほとんどいないこと、会計が正確であること、ATMの利用時間に制限があること、そして中古品を買う文化があることを挙げていました。さらに、マレー系の方と結婚する場合、イスラム教への入信が必要があるという話も印象的でした。自分には宗教によって行動が制限された経験がないため、とても興味深く感じました。社会問題として高齢化を挙げていらしたことは、意外に感じました。最後にマルコム先生から私たちに日本の政情についての質問もあり、意見交換することができ、とても有意義な時間となりました!(飯島)

マレーシアは多様性の国であり、マレー系が約69.3%、中国系が約22.8%、そのほかにインド系など、さまざまな民族が共に暮らしているそうです。信仰する宗教と民族が密接に結びついており、イスラームはマレーシア憲法で連邦の宗教と位置付けられています。中国系やインド系はそれぞれの異なる宗教を信仰し、多様な価値観が共存している国であることを改めて実感しました。また「バトウ・スレンバン」というゲームも、実際にやって見せてくださいました。石の取り方によって得られる点数が異なるそうで、日本にはない遊び方がとても新鮮に感じられました。マレーシアと日本の違いを知ることができ、とても興味深いお話でした。(菅谷)

マレーシアのお祭りや動物、食べ物、言語など、幅広く多様な文化を学ぶことができました。中でも特に興味深かったのは言語です。マレーシアは多民族国家であり、1つの文章の中に英語、中国語、マレー語、タミル語が混ざることがあるという話を聞いて、とても面白いと感じました。最初は「そんな文を理解するには全ての言語を学ばなければならないのかな?」と思ったのですが、マルコム先生いわく「日常生活の中で自然と慣れる」らしいですが、外国人にはとても難しそう・・・。また、各州にそれぞれ旗があることも日本とは違う新発見でした。特に、マルコム先生の地元であるサラワク州の旗に描かれたサイチョウがとても可愛らしく、印象的でした。神様の使いとして民族にとって重要な鳥であることから、サイチョウがデザインになっていることも興味深かったです!多文化が共存するマレーシアの魅力を身近に感じられる学びになりました。いつかバカンスに訪れたいです。(久保)