日本で最も美しく荘厳なモスクを訪れ、ムスリムの絆に触れる体験をしました。 by 異文化コミュニケーションゼミ(河内グループ)
代々木上原駅のほど近く、ここはどこ?外国?トルコ?と戸惑うほどの大きなモスク、東京ジャーミィがそびえています。広報ご担当の下山茂氏にじっくりとご案内いただき、礼拝に訪れていたムスリムの方々ともお話しできて、日本にいながら異文化を体感する時間を持つことができました。

沢山のお話を伺って、イスラム教の文明が今の私たちにとって身近な算用数字やカメラなど多くのものを生み出していることを知り、身近なものでさえもまだまだ知らないことがあり、より様々なものへの興味が膨らみました!また、日本人は徐々に自己中心的になっているという話が印象的で、文化、伝統、人をより大切にする姿勢が大切だと感じました。建物の内装は全てトルコのものを実際に使っているそうで、どこを見てもとても綺麗でしたがモスクの外観、内装には圧巻されました。運良くアザーンを聴くことができ、礼拝時も同席し、イスラム教の文化を肌で感じることができました。今回の見学の間でも多くの信徒さんが握手を交わし、お話をしている姿をみてイスラム教の方々の絆の深さを実感しました。またその姿から世界にイスラム教が広がっている理由を目で見て実感することができ、とても有意義な時間を過ごすことができました!(福原)

今までイスラム教についてほとんど知識がなく、日本人の生活とは離れたものだと思っていました。しかし、算用数字やコーヒー、カメラなど、身近な生活の中にも影響があったことを知り、驚きました。1日5回のお祈りは、食事と同じ時間帯に行われることが多く、食事で身体に栄養を与えるように、芸術や音楽、お祈りで心に栄養を与えていると学びました。初めてお祈りをしている人々を間近で見て、心にも栄養を与えている様子を体感でき、とても感動しました。お祈りの間は、全員が神の方をしっかりと向き、肩が触れそうな距離でお祈りしている姿から、神の前ではすべての人が平等であることを実感しました。また、モスクに次々と人が集まる様子を見て、この渋谷にモスクが必要とされていることも直接感じました。今後増えていくとされるイスラム教について、実際に自分の目で見て学ぶことができ、今回の経験はとても貴重なものになりました。(駒場)

イスラム教はこれまで遠い存在だと思っていましたが、東京ジャーミイを訪れたことで、実は私たちの日常にも関わりがあることを知りました。また人生で初めてモスクで礼拝を見学することは、とても新鮮で心に残る体験となりました。日本人ムスリムの下山氏にお話を伺い、モスクが地域に開かれた学びと交流の場であり、人々を繋ぐ役割を持っていることを教わりました。さらに礼拝に参加していたトーゴ出身の男性が「イスラム教は平和の宗教」であると語ってくださり、「愛すること」はまず神を愛することから始まり、その思いが人や社会、自然へと広がっていく普遍的な価値であると知りました。信仰に触れることで、宗教は決して遠いものではなく、私たちの暮らしの中に息づいているのだと実感しました。また、異なる文化や宗教に出会うことは、自分の視野を広げ、新しい価値観を得る大切な機会になると感じました。(河内)