「スラマッ シアン(こんにちは)」バリ島だけでない、インドネシアからゲストをお迎えしました! by 異文化コミュニケーションゼミ(髙グループ)
首都ジャカルタの南、避暑地としても名高い美しい都市バンドンご出身のフィルマンさんは、東京学芸大学の研修生で、批判表現を研究中。来年は大学院への進学を控え、日々、学問に励んでいらっしゃいます。インドネシアの誇る伝統工芸、バティック(ジャワ更紗: ろうけつ染め)のシャツを着て登場されましたが、実は本物ではなくプリント製品であることを告白!チャーミングなお人柄にゼミ一同爆笑です。
フィルマンさんの話を聞いて、インドネシアの文化や価値観についてたくさん学ぶことができました。特に、インドネシアには712もの言語が存在し、多くの子どもが自然とバイリンガルになる環境は、日本ではなかなか想像できないものでした。また、「JAM KARET(ゴムの時間)」という時間に対して柔軟な考え方は、時間に厳しい日本との対比として興味深く、価値観の違いを実感しました。さらに、日本の企業や文化が身近にあることを知り、日本とインドネシアが思った以上につながっていると感じて嬉しかったです。フィルマンさん、貴重なお話ありがとうございました!(大内)
フィルマンさんからお聞きしたお話の中で、特に興味を持ったこと、それは一般にインドネシアの方々には「苗字がない」という点です。私たちは当たり前のように両親と同じ苗字を名乗り、結婚した際には相手方の戸籍に入り、苗字が変わる人も多いと思います。それに対して、インドネシアの方々は苗字がないため、両親や兄弟姉妹と名前の一部が同じになることはないそうです。日本にはない文化であるため、とても興味を持ち、他にも様々な文化について知りたいと思うきっかけになりました。フィルマンさん、今回は貴重なお話をありがとうございました。(竹田)
今回は、フィルマンさんのおかげでインドネシアについてたくさん理解を深めることができました!!フィルマンさんと、とても楽しい時間を過ごすことができました。私からは、インドネシアの方々の人柄についてお話しします。まず、お話をしていただいたフィルマンさんですが、笑顔がキュートで、喋り方やお話の聞き方から伝わるお人柄の良さを感じました。実際、お話の中でも、インドネシア人は「なんとかなる精神」の人が多いと知りました。困っている時でもあまり考え過ぎず、小さいことは気にしない。何かと気にすることが多い日本人とは対照的で、面白いなと思いました。そういった朗らかな人たちの集まりであるインドネシアには、魅力がたくさんあるなと感じました。(髙)
インドネシアでは「時間を守ることより人間関係を重視する」という考え方が強いというお話が印象的でした。予定は時間通りに進まないことが普通だそうで、その背景には目の前の人との関係を大事にする価値観に加え、渋滞や天候の変化など、生活環境も関わっていると知りました。時間の価値観の違いに驚きましたが、穏やかさや人との関わりを大事にする姿勢が温かくて素敵だと感じました。また、インドネシアでは人口が増加し続けています。こうした中、人口増加を抑えるために子どもを2人にする政策が取られているそうです。日本では少子化が深刻で、国によって状況や課題が異なることを改めて実感しました。フィルマンさん、ありがとうございました。(比留間)







