「データ時代の女性キャリア開発」における株式会社 Rejoui の見並さまのご講演
人間社会学部開講科目「データ時代の女性キャリア開発」では、データ時代における女性のキャリアを考えることを目的に、各分野で活躍されている方々をお招きしています。今回は、株式会社 Rejoui の見並まり江氏にご登壇いただきました。
講演は、本日のテーマや持ち帰ってほしいポイントの共有から始まり、自己紹介、会社紹介へと進められました。男性が多いとされるデータサイエンス分野において、女性100%の企業である点は学生の関心も高く、印象的でした。見並氏からは、データサイエンティストとしてのこれまでのキャリアや、社員数の少ない企業から上場企業までを経験された過程、転職時の判断など、具体的なエピソードを交えてお話しいただきました。
現在取り組まれている教育分野の業務紹介や、データサイエンスに携わるようになった経緯、事業におけるデータ活用の実際についても丁寧な説明がありました。カスタマーサクセスやブランド・マーケティング支援など、データを軸とした多様な仕事の紹介は、学生にとってキャリアの選択肢を広げる内容でした。
後半では、「空(気づき)・雨(考察・仮説)・傘(打ち手)」のフレームワークを用いたデータの読み解きワークを体験しました。「データサイエンスは人や社会を理解しようとする人に向いている」「女性としての感覚や経験は、データ時代のビジネスにおいて大きな強みになる」というメッセージは、学生にとって印象に残るものだったと思います。最後には質疑応答の時間も設けられ、講演全体を振り返る機会となりました。
このたびは、貴重なお話と多くの学びの機会をいただき、心より感謝申し上げます。







