我が家の猫自慢
お世話になっております。文学部国文学科及び実践女子大学吹奏楽部・電気通信大学ウインドアンサンブルオーケストラ部に所属している、よっこです。
今回は、我が家で飼っている猫についてお話しようと思います。
宜しければ最後までお付き合いください。
我が家には一匹の猫がいます。真っ白な毛並みとかぎしっぽを持っています。性別はオス。記憶が定かではないのですが、五年以上、下手したら十年近く前から我が家で飼い始めました。元は野良猫だったので具体的な年齢は分かりませんが、十年は生きていると思われます。十年以上前には既に我が家の近くにいたので。
結構臆病な性格をしていて、些細な物音にもびくりと身体を震わせます。ただ結構人懐っこい面もあり、父や兄、私が近寄るとすり寄ってきて頭突きをしてきます。結構な勢いで頭をぶつけてくるので「これ頭痛くなってないのかな……」と毎度心配になります。因みに、母は「お母さんが近寄ったら逃げるし、撫でさせてくれることもあるけど寝転がってお腹を見せてくることもないし、そんなにすり寄ってもこない……」と不満げにしていました。
私たちがしゃがみ込んで低めの位置で空中に手を置いていると、頭を下げて自分から撫でられに来ます。顎を撫でるとコロンと寝転がってお腹を見せてくることもあります。そしてたまに手や足を舐めてきたりしますが、猫の舌はざらざらしているので若干ピリッとくることがあります。私たちが撫でている間はずっとゴロゴロと喉を鳴らして大人しいのですが、用事などでその場を離れると低めの声でにゃーにゃーと鳴き声をあげます。「もっと撫でろ」と鳴いているか「早くうまいもの(猫缶かおやつ)をよこせ」と鳴いているかのどちらかだと思っています。度々猫缶やおやつをあげているので、その味を覚えてしまったのかもしれません。
何度も身体をこすりつけてくるので服が白い毛にまみれることもしばしば。普段ならとても可愛いのですが、家を出る時だととても困ります。家族にはいませんが、外に出れば猫アレルギーの人がいるかもしれません。それに、服に猫の毛がついているのはお世辞にも清潔感があるとは言えません。なので、家を出るタイミングの時は猫に「行ってくるね」とだけ挨拶をして足早に玄関の扉を開けます。最も、頭が良い子なのか家を出る時に近づいてきてすり寄ってきたりはしませんが。
好きなものは猫缶とちゅーる。何度かあげたことがあるのですが、普段のご飯としてあげているカリカリよりも食いつきがすごく、がっついて食べていました。私たちの目があるのにそんなことをものともせず一心不乱に食べ続けているのを見て、思わずその場にいた父や兄と顔を合わせて笑ってしまいました。その間も猫はむしゃむしゃとご馳走を堪能し、食べ終わったら満足したのか何度もちゃしちゃしと舌なめずりをしていました。よほど美味しかったのでしょうか。私も猫になったら食べてみたいものです。
そんな可愛い我が家の一員です。いつまでも長生きしてほしい。せめて私が大学を卒業して社会人になり、仕事に慣れて一人前になるまでは元気に生きていてほしいと思っています。
ここで筆を擱かせていただこうと思います。最後に、ここまでお読みくださった皆様、誠にありがとうございました。それでは、またお会いできる日を楽しみにしております。