• 実践女子学園
  • 実践女子学園中学校高等学校
  • English

実践女子大学/実践女子大学短期大学部

受験生サイト

  • 在学生の方へ
  • 卒業生の方へ
  • 保証人の方へ
  • 高校の先生方へ
  • ご寄付のお願い
  • クイックリンク
  • アクセス
  • お問合せ
  • よくある質問
  • サイト内検索
  • 資料請求
  • 図書館
  • 情報センター
  • manaba
  • Jissen Gmail
  • UNIVERSAL PASSPORT
  • シラバス
  • 実践女子大学/実践女子大学短期大学部
  • 大学案内

    大学案内

    • 学長メッセージ
    • 建学の精神と教育理念
    • 学びの特長
    • 3つの方針
    • 学生・生徒の在籍状況、収容定員充足率、社会人学生数
    • 教員紹介
    • 学事日程
    • ベスト・ティーチング賞
    • 授業改善の取り組み
    • 教育プロジェクト
    • ゼミナール等による学術的な活動
    • 桜むすび
    • 後援会会報
    • Library Mate
    • 動画コンテンツ
    • 本学の施設貸出及びロケ・撮影について
    • 教育機関連携
    • 情報公開
  • 学部・学科,短大,大学院

    学部・学科,短大,大学院

    文学部

    • 国文学科
    • 英文学科
    • 美学美術史学科

    人間社会学部

    • 人間社会学科
    • ビジネス社会学科
    • 社会デザイン学科

    国際学部

    • 国際学科

    環境デザイン学部

    • 環境デザイン学科

    生活科学部

    • 食生活科学科
      ※2026年4月から
       食科学部
        食科学科
        -食デザイン専攻
        -健康栄養専攻
        管理栄養学科
    • 生活文化学科
    • 現代生活学科

    文学研究科

    • 国文学専攻
    • 英文学専攻
    • 美術史学専攻

    人間社会研究科

    生活科学研究科

    • 食物栄養学専攻
    • 生活環境学専攻

    大学院生のための各種制度

    資格課程

    実践女子大学 短期大学部

    • 日本語コミュニケーション学科
    • 英語コミュニケーション学科 
  • 研究・社会連携

    研究・社会連携

    • 研究
    • 地域連携
    • 社会連携
    • 生涯学習・公開講座
  • 学生生活

    学生生活

    • キャンパスカレンダー
    • 授業と単位
    • 留学と国際交流
    • 課外活動
    • 学生生活ガイド
    • 学費・奨学金
    • 在学中の保険について
    • 施設案内
    • 各種届・証明書発行
    • ハラスメントの防止
    • 学生生活のFAQ
    • 後援会
  • 就職・キャリア

    就職・キャリア

    • 特色ある取り組み
    • キャリアについて考える(低年次支援)
    • 進路相談について
    • 就職支援講座
    • UIJターン就職へのサポート
    • インターンシップ・仕事体験
    • 求人検索NAVI(在学生の方)
    • 資格
    • 先輩の声
    • 進路データ
    • 進学について
    • 卒業生向けキャリア支援
    • 企業の皆様へ
    • トピックス
  • 入試・入学

    入試・入学

    受験生サイト

    学部・学科紹介

    オープンキャンパス

    トピックス

    学部入試

    募集要項・出願

    入試結果・出願状況

    編入学選抜

    大学院入試

  • 実践女子学園
  • 実践女子学園中学校高等学校
  • English

実践女子大学/実践女子大学短期大学部

資料請求

大学案内

  • 学長メッセージ
  • 建学の精神と教育理念
  • 学びの特長
  • 3つの方針
  • 学生・生徒の在籍状況、収容定員充足率、社会人学生数
  • 教員紹介
  • 学事日程
  • ベスト・ティーチング賞
  • 授業改善の取り組み
  • 教育プロジェクト
  • ゼミナール等による学術的な活動
  • 桜むすび
  • 後援会会報
  • Library Mate
  • 動画コンテンツ
  • 本学の施設貸出及びロケ・撮影について
  • 教育機関連携
  • 情報公開

学部・学科,短大,大学院

  • 文学部
  • 人間社会学部
  • 国際学部
  • 環境デザイン学部
  • 生活科学部
  • 実践女子大学 短期大学部
  • 文学研究科
  • 生活科学研究科
  • 人間社会研究科
  • 資格課程
  • 渋谷4大学連携単位互換制度
  • 大学院生のための各種制度

研究・社会連携

  • 研究
  • 地域連携
  • 社会連携
  • 生涯学習・公開講座

学生生活

  • キャンパスカレンダー
  • 授業と単位
  • 留学と国際交流
  • 課外活動
  • 学生生活ガイド
  • 学費・奨学金
  • 在学中の保険について
  • 施設案内
  • 各種届・証明書発行
  • ハラスメントの防止
  • 学生生活のFAQ
  • 後援会

就職・キャリア

  • 特色ある取り組み
  • キャリアについて考える(低年次支援)
  • 進路相談について
  • 就職支援講座
  • UIJターン就職へのサポート
  • インターンシップ・仕事体験
  • 求人検索NAVI(在学生の方)
  • 資格
  • 先輩の声
  • 進路データ
  • 進学について
  • 卒業生向けキャリア支援
  • 企業の皆様へ
  • トピックス

入試・入学

  • 入試結果・出願状況
  • 募集要項・出願
  • 編入学選抜概要(2026年度入学者用)
  • 大学院入試概要(2026年度入学者用)
  • トピックス
  • 受験生サイト
  • 在学生の方へ
  • 卒業生の方へ
  • 保証人の方へ
  • 高校の先生方へ
  • ご寄付の
    お願い
  • アクセス
  • お問合せ
  • よくある質問

  • 図書館
  • 情報センター
  • manaba
  • Jissen Gmail
  • UNIVERSAL PASSPORT
  • シラバス
  • 実践女子学園
  • 実践女子学園中学校高等学校
  • English
閉じる
  1. トップ
  2. 学部・学科,短大,大学院
  3. 文学部
  4. 国文学科
  5. モノ資料で学ぶ国語学・国文学
  6. 文豪の筆跡 -実践女子大学所蔵・近代作家資料-
  7. 文豪の筆跡03 太宰治書簡 佐藤春夫宛 1935(昭和10)年6月5日差出
  8. 【翻刻・解説】文豪の筆跡03 太宰治書簡 佐藤春夫宛 1935(昭和10)年6月5日差出

国文学科

  • 国文学科で学ぶこと
  • 国文学科で学ぶ3つの領域
  • 4年間の学び
  • 授業紹介
  • 国文学科の一年間
  • 私の一週間
  • Penguin Staff (ペンギンスタッフ)
  • 国文学科の助手について
  • 国文学科の就職分野と仕事の内容
  • モノ資料で学ぶ国語学・国文学
      • 近代文学関連貴重資料(草稿・原稿・書簡類)
      • 文豪の筆跡 -実践女子大学所蔵・近代作家資料-
        • 文豪の筆跡01 芥川龍之介書簡 佐藤春夫宛 1917(大正6)年4月18日差出
        • 文豪の筆跡02 谷崎潤一郎書簡 佐藤春夫宛 1921(大正10)年6月6日差出
        • 文豪の筆跡03 太宰治書簡 佐藤春夫宛 1935(昭和10)年6月5日差出
          • 【翻刻・解説】文豪の筆跡03 太宰治書簡 佐藤春夫宛 1935(昭和10)年6月5日差出
        • 文豪の筆跡04 芥川龍之介画 内田百閒像 1927(昭和2)年5月5日
        • 文豪の筆跡05 梶井基次郎書簡 淀野隆三宛 1931(昭和6)年4月13日差出
        • 【番外編】谷中安規版画作品 1931(昭和6)年頃制作
      • 古典籍(江戸時代以前の書物)
  • 日本語教員養成コース
  • 教員一覧
  • 教員インタビュー
  • ゼミ紹介
  • メッセージ
  • 卒業論文
  • 国文学科著書展
  • 国文学科 進路状況データ
  • 国文学科のFAQ
  • 『実践国文学』
  • 国文学科ブログ

【翻刻・解説】文豪の筆跡03 太宰治書簡 佐藤春夫宛 1935(昭和10)年6月5日差出

翻刻

【封筒】

(表)世田谷10・6・5后0‐4 3銭 小石川区関口町二〇七 佐藤春夫様
(裏)〆 世田ケ区経堂町経堂病院内 太宰治

【本文】

拝啓
このたびは、命(いのち)うれしく思ひました。
 よろこびの言葉をあれこれと一昼夜ほど、えらびまよつた揚句のはてに、命うれしくといふ言葉がふいと浮んで来ましたので、もうこれ以上考へても、だんだん書きにくくなつて行くばかりであると思ひ、いそいで筆をとりました。
 病気(*注1)がすつかりなほりましたなら、山岸君(*注2)に連れていつてもらはうかな、とたのしみにしてゐます。同封の手紙(*注3)をごらん下さい。山岸君はいい友人だと思ひます。私も悪くはありません。きつと好きになると思ひます。
 わざとつまらないことばかりを言ふのです。うつかり気をゆるめたら、バンザイが口から出さうで、たまらないのです。
恥かしくてならない、これでしつれいいたしますけれども、決して不愉快にならないで下さい。私は精一ぱいだつたのですから。
 先生もおからだを御大切に。
                                          治 拝
    佐藤春夫 様

(1)太宰は1935年4月、盲腸炎のため阿佐ヶ谷の篠原病院に入院するが、手術後悪化させて腹膜炎を患い、そこ
   で用いた鎮痛剤パビナールの中毒から長い苦しみが始まる。5月に経堂病院に転院、7月1日までに退院し、
   千葉県船橋町五日市本宿1928に転居した。
(2)山岸外史(1904-1977)。評論家。「佐藤春夫論」(『散文』1934年1月号)で佐藤に認められ入門。太宰
   との交流について書いた『人間太宰治』(1962年10月、筑摩書房刊)がある。
(3)山岸は佐藤の手紙(1935年6月1日付)を太宰に転送する際、一筆添えて礼状を促した。太宰はその書き添
   えをこの書簡に同封したのである。それは現存するが、未公開。ただし、太宰自身が翌年、自分に送られ
   てきた手紙を加工して羅列した「虚構の春」(『文学界』1936年7月号)に、その文面を紛れ込ませてい
   る。また、前述の佐藤の手紙は、太宰の第一創作集『晩年』(1936年6月、砂子屋書房刊)の帯に印刷され
   ている。

*翻刻では、仮名遣いは原文通り。漢字を常用漢字に改め、句読点を補いました。
*注3は今回初公開の情報です。山岸書簡(書き添え)がどれを指すのか、興味のある方は「虚構の春」をお読
 みになって、当ててみてください。
山岸外史は「吉田潔」、佐藤春夫は「深沼太郎(深沢太郎)」の名で登場
 します。山岸の原文は半分に切った原稿用紙に書かれています。文面は太宰の引用と少し違っています。

【解説】

 佐藤春夫と太宰治の関係では、いわゆる「芥川賞事件」が注目されがちです。1936(昭和11)年、太宰は選考委員の一人だった佐藤に授賞を懇願しますが、第2回、第3回と落選し続けて絶望した太宰は、作品「創生記」(『新潮』1936年10月)に佐藤から授賞を確約されたかのように書きます。それを真に受けた中条百合子から批判を浴びた佐藤は、「芥川賞—憤怒こそ愛の極点」(『改造』1936年11月)で太宰の虚妄をたしなめ、中条の批判に抗議しました。太宰はその後、鎮痛剤依存の根治のため、10月13日に井伏鱒二らの勧めで板橋の武蔵野病院に入院させられます。退院後、佐藤家には遠慮してあまり足踏みしなくなりました。

 佐藤の没後、家の押入れに残されていた1935年から36年に及ぶ太宰書簡が40点近く見つかりました。奥野健男の解説を添えて公開され、そこから事実の内情が明らかになりました(『恍惚と不安』1966年12月、養神書院刊)。「家のない雀」と署名した2月5日付の約1mの懇願状がこのとき知られましたが、それからほぼ半世紀を経た2015(平成27)年、別に1月28日付の4mに及ぶ懇願状が新たに見つかり、調査を行っていた本学では、遺族・関係者と調整の上、同年9月、これを貴重な文学資料として公表しました。

 巻紙に毛筆で書かれた手紙の長さと、「泣訴」そのものの内容に衝撃が走り、2015年の公表当時は懇願状ばかりが注目されてしまったようです。それ以外にも、このとき2通の新しい手紙が公表されたことを知る人は、相当な太宰ファンと言えるかも知れません。ここにご紹介するのはその1通、太宰が佐藤に送った最初の手紙です。

 1935(昭和10)年3月以来、太宰は自殺未遂、大学中退、腹膜炎での入院をきっかけとする鎮痛剤への依存など、失意のどん底にあえいでいました。そんなとき、太宰の小説「道化の華」(『日本浪曼派』1935年5月号)を佐藤が激賞しているという話が、友人の山岸外史からもたらされます。太宰は最初、半信半疑でしたが、転送されてきた佐藤の手紙(6月1日付)を見て快哉を叫び、早速書いたのが6月5日付のこの礼状です。考え抜いて編み出した「命うれしく」の言葉から、月並みな感謝の言葉ではとても足りない嬉しさが、ストレートに伝わってくる文面です。

 経堂病院を退院して35年7月から船橋で療養を始めた太宰は、体調の回復を待ち、8月12日付の葉書で、佐藤家訪問の日時を尋ねています(これが2015年発見書簡の2通目です)。8月21日、太宰は山岸に連れられて小石川関口町の佐藤家の門をくぐり、佐藤春夫と初対面を果たしました。歓待された太宰は大喜びで礼状を書いています。「家へ帰つて机にむかひ、ふと気づいてみると、私の身のまはりに、佐藤春夫のnaturalな愛情がまんまんと氾濫してゐたのです。…私よりも先生のはうが青年だわいと思はれるふしもございました」(8月22日)。第1回芥川賞の受賞を確信していた太宰が、落選に屈辱を感じていた折しも、文壇の有力者から励まされ、面倒見のよい兄貴肌の佐藤に甘えて次のチャンスに期待したのも、この時期の太宰の焦りからすれば自然だったのかも知れません。

 佐藤は作品「芥川賞」(のち改題して「或る文学青年像」)で一時的に不快を示しはしたものの、太宰の才能を愛する芸術上の立場は、初対面から太宰没後にいたるまで、少しも揺らぐことがありませんでした。36年2月、懇願状を受け取った佐藤はまず太宰の体調を案じ、弟秋雄が勤務する芝の済生会病院への入院を手配しています。入院中、千代夫人と見舞いにも訪れました。また、48(昭和23)年6月13日深夜、太宰が玉川上水で入水したという知らせに対して、佐藤はすぐさま詩「太宰治よ」(『文学行動』1948年7月号)を寄せています。

 名を得むともだえなげきし若き日の
 君をそぞろに思ふわりなさ(佐藤春夫「太宰治よ」の反歌)

 1956(昭和31)年8月6日、太宰の故郷青森の友人・中村貞次郎の実家に近く、かつて二人が共に遊んだ蟹田観瀾山に、太宰治文学碑が建立された際、井伏とともにその実現に尽力した佐藤は、碑文の揮毫を引き受けています。文学碑の建立には、非業の最期を遂げた太宰の里帰りの意味もありました。

 「泣訴状」の長さのみに目を奪われることなく、その長さの背後にある物語にもぜひ心を寄せてみてください。愛憎劇の波乱も、最終的には大きく包み込んでしまう芸術家気質(かたぎ)で認め合った師弟の信頼。その深く無類の交歓が踏み出されるこの第一信のなかには、かくもさわやかな文面が今も色あせることなく残っているのです。(河野龍也)

関連サイト

  • 生涯学習
    センター
  • 香雪記念
    資料館
  • 文芸資料
    研究所
  • 下田歌子記念女性総合研究所
  • 実践桜会
  • 図書館
  • 社会連携
    プログラム
ページトップへ

食科学部 食科学科[食デザイン専攻・健康栄養専攻] 管理栄養学科(2026年4月設置)

受験生サイト

  • 在学生の方へ
  • 卒業生の方へ
  • 保証人の方へ
  • 高校の先生方へ

実践女子大学/実践女子大学短期大学部

日野キャンパスMAP〒191-8510 東京都日野市大坂上4-1-1
  • 環境デザイン学部
  • 生活科学部
渋谷キャンパスMAP〒150-8538 東京都渋谷区東1-1-49
  • 文学部
  • 人間社会学部
  • 国際学部
  • 短期大学部
  • 学校法人実践女子学園
  • 実践女子学園 中学校高等学校
  • ご寄付のお願い
  • 採用情報
  • プレスリリース
  • メディア掲載情報
  • お問い合わせ
  • よくある質問
  • サイトポリシー
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ
  • 施設貸出

Copyright © Jissen Women's Educational Institute(JWEI) all rights reserved.