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【翻刻・解説】文豪の筆跡05 梶井基次郎書簡 淀野隆三宛 1931(昭和6)年4月13日差出

翻刻

【封筒】

(表)兵庫・伊丹6・4・13后8-12 3銭 東京市外中野町高根卅番地 淀野隆三様
(裏)〆 四月十三日 兵庫県川辺郡稲野村字千僧 梶井基次郎

【本文】

 拝啓 どうも手紙が遅れて申訳ない。
「橡《とち》の花」(*注1)を削除してほしいと云ったのはよくよく考へての上のことである。あの葉書(*注2)を出すときはまだ初校が済んでないと思ってゐたので、それ以外のことは大低《ママ》考へた。どうも最初から削除しなかったことが大きな落度だ。途中から気が変ったといふのではあまり君を踏つけにしたことになるが、どうか僕の気持を酌んで、忍んで貰ひたい。僕が年来あの作品を嫌がってゐたことは君も御存じだらう。今度もはじめから入れたくなかったが、君も三好(*注3)もどうしても皆出すやうにと云ふので、僕も承知したのだが、その時から気にかかって仕方がなかった。そこへこの間の校正を見て決定的にいやな気がしたので、その決心をつけたのだ。君は作品を全部出し切ってしまふことに重要な意義を認めてゐるが、僕はその点では同意し難い。自分からこれはレベル以下だと思ってゐるものを改めて再録することはないと思ってゐる。この点で君と意見がちがふのは残念だ。君へ義理を欠いた上、君と意見のちがふことをやってくれと云ってゐるのだから、僕は非常に辛い。
 それから僕が君の質疑以外のところへまで筆を加へたことに就いては、いろんな箇所があると思ふが、例へば
1.レモン(*注4)で、不吉な塊といふところが重ね重ね、不吉な魂となってゐる。こんなところは反覆して
  ゐるから君にもその誤植であることが判別がつかないと思ふので直した。(肺尖カタルが肺炎カタルになっ
  てゐたり。これも何度もやってある)——こんなところは今度眼を通して見ると案外に多いのだ。(刑務所
  の印刷(*注5)のに殊に多い。)それで非常に遅蒔《おそまき》だったけど、僕が改めて眼を通したのを
  お送りした訳だ。
2.また例へば「カちうとこへ行くの」(*注6)と云ふところなどは、このままでは君にも何の意味かよくわか
  ってゐないやうなので、改めて『 』を入れた。これなどは原形のままでは不完全で意味が通らない種類
  だ。また「内紫」といふのを「サ《ママ》ボンの内皮」(*注7)と直したりしたのは内紫といふのが完全
  に俗語で、大低《ママ》の人は一体何のことかわからないだらうと思ったから直したのだ。
 こんなところがあるから君のやうに一概に○印以外のところは不要と云はれると困る。
 — —しかし君の真意が僕がその煩雑によって精力を消費することの忠告であることは有難く思ってゐる。
  また君には非常に繁雑を来したことと思ふが、文章の抜差し訂正だ。これは初校も済んでゐたときに非常に
 悪かったと思ってゐる。実際これはやっても不徹底にしかやれないことなんだからあんなことをやりかけたの
 は悪かった。僕としても非常に煩雑になってしまふことだ。
  しかし今からあのなかのどことどことを取消すといふ段になると面倒だから、あの分は出来るだけ僕のやっ
 たやうにして貰って、あまり手数のかかるやうなところは君の判定でどちらにでもといふことにでもして貰へ
 ないか。

 とり急ぎ要用のみお返事する。敬具

 五《ママ》月十二日(*注8)
                                                基
  隆三様

(1)梶井の小説「橡の花—或る私信」(『青空』1925年11月号)。
(2)梶井は1931(昭和6)年4月6日付の葉書で、淀野に「委細手紙で申しますが、橡の花はどうしても出す気
   がしないので、どうか抜くことを許して下さい」と書き送っている。
(3)三好達治(1900-1964)。詩人。淀野の紹介で梶井と知り合い、同人誌『青空』に16号(1926年6月)から
   参加。
(4)梶井の小説「檸檬」(『青空』1925年1月号)。
(5)同人誌『青空』は2号まで岐阜刑務所作業所で印刷した。
(6)梶井の小説「城のある町にて」(『青空』1925年2月号)に登場する「勝子」(姉の子)の言葉。
(7)「城のある町にて」の一節「今日は先程の入道雲が水平線の上へ拡つてザボンの内皮の色がして…」。
(8)本文の原文には五月十二日とあり、封筒裏では一度五月十三日と書いて五を四に訂正している。消印から
   判断して正しいのは四月。

*翻刻では、仮名遣いは原文通り、漢字を常用漢字に改め、読みやすさに配慮してルビ《 》および句読点を補いました(原文の誤字は《ママ》で表示)

【解説】

 結核のため31歳の若さで亡くなった梶井基次郎(1901-1932)の手紙です。当時の梶井は、結核療養のため伊丹郊外の兄の家に身を寄せ、母の看護を受けていました。1931(昭和6)年の年頭、梶井は流行感冒にかかって発熱に苦しみ、小康を得たのちも、母の手を借りなくては手紙も書けない状態にありました。その激しく衰弱した様子を見舞った三好達治は、友の命がもはや長くは持たないことを悟ります。

 三好はすぐさま、同じ第三高等学校(京都)の同窓で梶井の後輩にあたる『青空』同人の淀野隆三(よどのりゅうぞう、1904-1967、フランス文学者)に相談し、梶井の短い生涯を記念する作品集の刊行を計画しました。二人の奔走の結果、雑誌『詩・現実』の版元だった武蔵野書院の前田信が、商売抜きで出版を引き受けてくれることになりました。このときから刊行に向けて、淀野の献身的な校正作業が始まりました。一度活字発表された梶井の作品を、再度原稿に写し直して印刷に回すなど、その熱意には想像を絶するものがありました。

 この出版に関して、梶井と淀野との間にも綿密なやり取りがあったことが、残された多くの手紙から分かっています。今回ご紹介する手紙は、その中でも特に重要なもののひとつです。用紙は「檸檬」の舞台としても有名な丸善の原稿用紙。作品では主人公が檸檬を爆弾にたとえて置き去りにしている洋書専門店ですが、梶井はここの製品を愛用していました。筆跡をたどると徐々に乱れては持ち直す様子が見え、つらさに耐えながら時間をかけて書いたことが見て取れます。作品集の校正はすでに第二校の段階に入っていました。しかしこの時になって梶井は、作品「橡の花」の収録を取りやめたいと言い出しています。その理由は、「自分からこれはレベル以下だと思ってゐる」から。自作に対する梶井のストイックな姿勢を窺わせる言葉です。

 梶井の代表作として名高い「檸檬」についても重要な指摘をしています。作品冒頭、主人公の「私」を悩ませる「えたいの知れない不吉な塊《かたまり》」が、初出では「不吉な魂《たましひ》」と誤って植字されているのを直してほしいと言っています。言うまでもなく、これは作品の核となるキーワードです。しかし、同人誌『青空』創刊の際、少しでも印刷費を安くおさえようと、熟練工のいる印刷所ではなく、刑務所の印刷作業所に注文したのがあだとなっていたのでした。

 1931年5月15日、淀野と三好の尽力が実り、梶井の最初で最後の作品集『檸檬』が武蔵野書院から刊行されました。18日、それを小包で受け取った梶井は、「一日本を眺め暮した」(同日付淀野宛書簡)と淀野に感謝の言葉を書き送っています。それから1年も経たない1932(昭和7)年3月24日、梶井は母に看取られて亡くなりましたが、淀野は亡友の作品を世に出すことに生涯努めました。書簡や草稿の新資料を加えながら、戦前戦後にわたって4度の全集を送り出しています。一介の文学青年として命を終えた梶井が、いまや伝説の青年作家として知られている背景には、淀野の多大な貢献があったことは見逃せません。

 梶井の代表作「檸檬」は、400字詰原稿用紙に換算して13枚ほどの短篇ですが、本来の構想はおよそ70枚に及ぶものだったことが、残されていた草稿(下書き)から判明しました。淀野はこれを「瀬山の話(遺稿)」(『文芸』1933年12月号)と仮に名付けて活字化しましたが、草稿の現物はその後長らく所在不明になっていました。2011(平成23)年、その現存情報を得た本学は、授業や展示に活用するためにこれを購入しました。その内容は、梶井ゆかりの武蔵野書院が、2019(令和元)年の創業100年を記念して刊行した関連書籍で読むことができます。これにより、淀野編集の活字版だけでは確認できなかった「檸檬」「瀬山の話」の推敲過程が、今では克明にたどれるようになっています。(河野龍也)

【関連書籍】

・『実践女子大学蔵 梶井基次郎「檸檬」を含む草稿群—瀬山の話—』カラー版(2019年11月、武蔵野書院刊)
・『梶井基次郎「檸檬」のルーツ—実践女子大学蔵「瀬山の話」』モノクロ普及版(2019年11月、武蔵野書院
  刊)

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