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【翻刻・解説】文豪の筆跡02 谷崎潤一郎書簡 佐藤春夫宛 1921(大正10)年6月6日差出

翻刻

【封筒】

(表)消印欠損 東京青山南町五丁目三十七 佐藤春夫様
(裏)〆 六月六日 相州小田原十字町三、七〇六 谷崎潤一郎

【本文】

 先日のお手紙に対し、いま一度御返事を上げる。
 今日おせい(*注1)が来て、君が何か問題に触れたものを発表するとか云ふ話をきいた。若しそれが事実なら——事実でなかつたら堪忍してくれ給へ、——此の際君に申し入れて置きたい。
 君は僕に誠意があるなら、ゴマカシの和解を今暫く忍べと云つた。僕はそれに就いて此の間から考へてゐた所だつたが、お互ひに現状のまゝぢつとして居られれば格別、もし此の上にもいろいろな場合にゴカマシ合つて行くのだつたら、堪へ難いと思ふ。
 たとへば今度君が創作を発表すると仮定する、そしてそれが君の内的経験に止まらず、事件や人物がそれと分るやうなものであつて、さう云ふ事で僕が不愉快を感ずるとする。(これは中々デリケートな程度問題で、僕も芸術家としての寛量は持ちたいし、或る程度の不愉快は忍ぶつもりで居るが、しかしどんな場合がないとも限らない)そしてそれでも君がゴマカシの和解を維持しようと云ふのだつたら、そんなゴマカシは僕は困る。
 同様に、僕の方でも君に対して作物の上で悪感を与へることがあるかも知れない。(今書いてゐる「AとBの話」(*注2)は事件に何の関係もない、恋愛を取り扱つたものでもない、この事は一寸断つて置く)その他何に限らず、此のまゝゴマカシを続けて行くことは、実際問題として無理な註文だと思ふ。きつとゴマカシに堪へられなくなる。
 一と口にゴマカシと云つても、君の心の中では必ずしもゴマカシでない理由があるに違ひない、それは僕にも察せられる。だが僕の立ち場も察して貰ひたい。僕が此の間君に会ひたいと云つたのは、強ひてゴカシ《ママ》を維持する事に依つて一層二人が卑怯になるのを恐れたからだつた。僕は無理やりにキツパリ片をつけて、何でもかでも一度にキメてしまはうと云ふのではない。会つて見て何とかして、釈然たる気持ちにはなれないでもゴマカシでない融和の緒《いとぐち》を見つけ出したいとも思ひ、若しそれが駄目だつたら絶交しても仕方ないと思つたのだ。君に友情を強ひられるやうな事が出来ては苦しいから、絶交すべきものなら絶交してユツクリ考へやうと思つたのだ。現在の君と僕とが、絶交すべき状態にあるとしたら、それは絶交するのがほんたうだ、ゴマカシではない。絶交しても僕の心の中にある君を思ふ事は出来るし、又お互ひに進んで握手を求める時が来ないとは限らないから。
 今でも君にその意志があるなら、僕は会つて見たく思つてゐる。僕の方から君の指定の場所へ出かけて行つてもいゝ。それは僕が二人の友情に対する最後の努力だ。君にして誠意があるなら、それに応じてくれたまへ。でなければ、恐らく僕は君とキツパリ絶交するハメに立たされるだらう。
 六月六日
                                             谷崎潤一郎
 佐藤春夫様

(1)小林せい。谷崎の妻千代の妹。
(2)谷崎の小説「AとBの話」(『改造』1921年8月号)。

*翻刻では、仮名遣いは原文通り、漢字を常用漢字に改めました(原文の誤字は《ママ》で表示)。

【解説】

 1917(大正6)年6月、芥川龍之介の『羅生門』出版記念会の前に、佐藤春夫はもう一人、心強い友人を得ました。耽美派の旗手で「悪魔主義者」などとも呼ばれた谷崎潤一郎です。一般に文壇人との付き合いを好まなかった谷崎ですが、佐藤だけは特別でした。当時、作家の登竜門とされた『中央公論』に、谷崎は佐藤の探偵小説「指紋」(『中央公論』1918年7月臨時増刊号)を推薦。また「李太白」(同1918年7月号)の原稿には自ら添削の筆まで入れています(原稿は新宮市立佐藤春夫記念館蔵)。「田園の憂鬱」(『中外』1918年9月号)の成功に続き、第一短篇集『病める薔薇』(1918年11月、天佑社刊)を刊行した佐藤は一躍文壇の寵児になりますが、谷崎はその出版を世話して序文の執筆を引き受けています。

 1919(大正8)年、二人はすでに自他ともに認める芸術至上主義者の双璧でした。銭湯の行きかえりに互いの家庭で芸術論を戦わすという、若々しい友情が白熱したのもこの時期です。ところが、佐藤は当時、深刻な夫婦問題を抱えており、谷崎夫妻も以前からすれ違いが続いていました。谷崎は妻・千代の妹である小林せい(『痴人の愛』のナオミのモデルとされる)を愛し、彼女を映画女優に育てようと夢中になります。一方で佐藤には、自分と似て家庭内で孤立した千代の存在が、次第に見過ごせないものになっていきました。

 1920(大正9)年、佐藤は旧友・東熈市(ひがしきいち)の誘いで台湾に出かけ、帰ると小田原に転居していた谷崎の家に身を寄せます。妻と別れた佐藤に、千代との再婚話を持ちかけたのは谷崎でした。しかし、せいと再婚するあてが外れると、谷崎は急に態度を変え、千代と佐藤を別れさせます。佐藤は谷崎に対抗しますが、二人は結局1921(大正10)年に絶交を選択しました。この書簡は、その絶交間際に谷崎から佐藤へと送られたものです。世上「小田原事件」と呼ばれて有名になったこの恋愛事件の舞台裏を語る資料として特に重要な意味を持つものです。

 書簡からは、佐藤の才能を惜しみ、何とか絶交したくない谷崎の、佐藤に対する未練の思いが伝わってきます。また、事件を創作の題材とされることについて、芸術家としての立場と、家庭人としての立場との間で真剣に悩み、焦る谷崎の真情も読み取ることができます。近代の文壇史を語る上では欠かせない手紙です。

 友人と恋人を同時に失った佐藤は、この塗炭の苦しみの中から、傑作『殉情詩集』(1921年7月、新潮社刊)や「秋刀魚の歌」(『人間』1921年11月号)などの詩を生み出しました。谷崎もまた『神と人との間』(1925年1月、新潮社刊)や『痴人の愛』(1925年7月、改造社刊)といった小説でこの「事件」を扱いました。個人の事情が「事件」などと呼ばれてその後注目されたのは、それが数々の名作の素材とされたからです。

 なお、谷崎と佐藤は1926(大正15)年に友情を回復し、1930(昭和5)年にいたって佐藤と千代の結婚が実現しました。「小田原事件」の端緒から10年の歳月が流れていました。(河野龍也)

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